Review一覧

[booklog]つぼみ VOL.8 (まんがタイムKRコミックス GLシリーズ)

疲れた営業のお姉さんが女子高生をストーキングしつつあれこれ妄想していくうちに元気を取り戻して行くというストーリーの「ゆめよりすてきな」が秀逸。こういうマンガを読めるのが、この「つぼみ」の懐の広さだと思った。
他の読み切りでは、「夏の思い出」の切なさが印象深い。
2011-01-02 23:14 | Permalink | Other Review


[booklog]この靴しりませんか? (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ)

つぼみに掲載された「オオカミの憂鬱」が気に入って購入。表題作の「この靴知りませんか?」、小劇団を舞台にした「雪のお姫さま」が個人的に好きな作品。
いわゆる「百合」的な恋愛要素は薄いものの、楽しく読めました。恋愛マンガに定評のある作家さんのようなので、他の作品も読んでみたいですね
2010-12-31 16:35 | Permalink | Other Review


[crossreview]ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)

ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)
古橋 秀之 (メディアワークス) / ¥ 578
[☆8] 時間SFかつボーイズミーツガールな短編集。個々のエピソードが一つのSF的な仮定を基にアイデアを膨らませる形で作られており、これぞSF短編集という印象。あと出てくる女の子がカワイイ。トトカミ様かわいい 
2010-01-26 00:13 | Permalink | Other Review


[crossreview]紫色のクオリア (電撃文庫)

紫色のクオリア (電撃文庫)
うえお 久光 (アスキーメディアワークス) / ¥ 641
[☆10] 「人間がロボットに見える女の子」を題材にしたラノベと思わせておいて、その実体は量子論に基づいた壮大なスケールの思考実験SF。それでいてちゃんと百合小説としても成立している、奇跡の様な作品。面白かった! 
2010-01-24 21:33 | Permalink | Other Review


[crossreview]マリア様がみてる―私の巣(マイネスト) (コバルト文庫)

[☆7] 三家族が同居する大きな家を舞台にした、「マリみて」シリーズの中でもかなり異色な短編集。テーマは「家族」。表題作の「私の巣」以外は「マリみて」である必然性は薄いが、今野先生独特のセンスは十分楽しめる 
2010-01-03 21:40 | Permalink | Other Review


[crossreview]パラダイスロスト (メガミ文庫)

パラダイスロスト (メガミ文庫)
三井 雷太 (学習研究社) / ¥ 683
[☆7] タイトルはすこし不思議な世界設定に由来するものの、作品そのものは質実剛健な女子高生がミステリアスな美少女を守るために戦う、エンターテイメントに徹したアクション小説。中盤以降のノンストップな展開が熱い [4059035386]
2009-10-25 18:30 | Permalink | Other Review


[crossreview]天使はいつも忙しい (メガミ文庫 39)

天使はいつも忙しい (メガミ文庫 39)
わかつき ひかる (学習研究社) / ¥ 651
[☆8] オムニバス形式のジュブナイル恋愛小説。個別のエピソードはやや短めなものの、ツボを押さえた展開で読後の満足感は高い。主人公の天使・アイが恋の当事者となる、最期のエピソードの盛り上がり方にグッと来ました [4059035408]
2009-10-17 21:37 | Permalink | Other Review


[crossreview]ゴほうし! (メガミ文庫)

ゴほうし! (メガミ文庫)
あだ村むだら (学習研究社) / ¥ 651
[☆6] 「ボクの部屋にキノコみたいな全裸の幼女が沢山生えてきた!」という異常な設定をネタとして面白がれる人向けの限定小説。しかし、この出オチな設定を強引に引っ張り、感動(?)のラストへと繋げた作者の熱意は凄い [405903536X]
2009-10-17 20:46 | Permalink | Other Review


[crossreview]みすぷり! (メガミ文庫)

みすぷり! (メガミ文庫)
SOW (学習研究社) / ¥ 651
[☆7] メガミノベル大賞受賞。いわゆる「男の娘」モノラブコメなのだが、「こんなに可愛いんだから性別なんて関係ない」という思想に貫かれているところが潔さを感じる。総じてエンターテイメントに徹した楽しく読める作品 [4059035378]
2009-08-17 10:55 | Permalink | Other Review


[crossreview]君が僕を~どうして空は青いの?~ (ガガガ文庫)

[☆8] 百合小説だが、主役の真名を描いたキャラ小説という印象の方が強い。”恵まれさん”なる彼女の立場や「どうして空は青いの?」という問への反応がミステリアスなだけに、最後で明らかになる彼女の「正体」が印象的 [4094511458]
2009-07-25 11:57 | Permalink | Other Review