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サンデー1号絶チル感想Tweet

サンデー2011年1号の絶チル感想(今更)

 サプリメントは、アドリブの弱さに定評がある葵が本領発揮してて素晴らしかったです。
 根が素直なので本当にそのまま忘れてしまうバレットに対して、葵が必要以上にバレットを意識してしまって一方的にモジモジする展開になったらどうしようかと思いました。というか、むしろそういう展開を希望。

 絶チル本編では、過去話に出てきた熱血漢な真木がえらいかっこ良くてときめきました(そこか)。紅葉の男二人振り回しっぷりも相変わらず素敵。
 そして薫は背伸びしたいところが子供っぽくて本当に可愛いなあ。君はまだそのままの君でいいんだよ?(オッサンの感性)


Jコミは「こういうことを本当にやっていいんだ」という驚きに満ちたサイトだと思った日記

 ラブひな!(挨拶)

 現在絶賛ベータテスト中のJコミで公開されている「ラブひな」を読みました。

 今読み返してみると、「ラブひな」って本当にハチャメチャなマンガですね。おっぱいムギュとか裸見られてキャーとかしししししのぶちゃんのパパパパパンツとかのエロ要素の表現は、執拗に繰り返されるうちに次第に記号化してだんだん本来のエロの意味をなさなくなってますし、連載が続くにつれて唐突で無茶な設定が続出するようになってますし、何より物語の最終目的地である「東大」ですら、現実社会における権威の象徴というよりはむしろ呪術的なパワースポットへと変化してしまっているように思えます。
 「ラブひな」という作品は、『美少女わんさかコメディー』というお題目以上に、極めてアナーキーかつスラップスティックなコメディマンガだったんだなーと思うことしきりでした。

 それでも、そういうギャグマンガ的なハチャメチャさをやらかした上で、「主人公の成長」や「ヒロインが主人公を好きになっていく過程」といったラブコメマンガの本題もちゃんと描かれているのが、このマンガの凄いところです。勿論、今読んでもものすごく面白かったです。
 こんなに楽しい作品を、「実験」の名目で無料で公開に踏み切ってくださった赤松健先生に、改めて感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。

 それで話は変わりますが、個人的に「ラブひな」が当時の少年マンガ業界に与えたもので一番大きかったのは、「少年誌でもこういうことを本当にやっていいんだ」ということを、漫画家や読者に認知させたことなのではないかと思っています。
 古典的な「ちょっとエッチなラブコメマンガ」の要素に、当時隆盛を極めていた「ときめきメモリアル」型のギャルゲー(特徴:プレイヤーが女の子たちからモテてモテて困る)の要素を組み合わせ、露骨な形で女の子をバンバン脱がせて主人公の男子にぶつけていくだけのマンガを、メジャー誌である週刊少年マガジンで堂々と連載する。今になって思えば「ラブひな」型の作品が少年誌に掲載されるのは割と当たり前のことなんですけど、当時は「ギャルゲーみたいなマンガが週刊誌にあったら面白いかも」と思うことはあっても、それをここまで大胆な形で本当に実行に移してしまう漫画家が出て来るとは思っていませんでした。
 それだけに、少年誌でここまでやってかつ人気の面で大成功した作品の登場は、当時のマンガ業界に対して相当のインパクトを与えたことは間違いないでしょう。「エイケン」とかは正にそうですよね(笑)。

 そして現在、赤松健先生が立ち上げているJコミですが、これもまた「こういうことを本当にやっていいんだ」という驚きに満ちたサイトです。

「Jコミ」は、「広告入り漫画ファイル(pdf)」によって構成される、全く新しい漫画共有システムを提案します。

すなわち、
ユーザーよってアップロードされた絶版漫画マンガ作品に対して、著作者の先生方の了解を得て何枚かの広告ページを挿入し、インターネット上で共有する。 それによって、
・ユーザーの皆様には、無料で過去の名作・幻の漫画・埋もれた傑作を楽しんでいただく。
・そして作者の漫画家先生には、その漫画史に残した足跡の対価を受け取っていただく。

「Jコミ」はそういうシステムの構築を目指しています。

Jコミ サイトコンセプトより抜粋)

 「絶版マンガを電子化する」というアイデアは既に存在していましたし、またユーザーがマンガをスキャンして電子化するムーブメント(専門用語で言うところの「自炊」)も存在しているのですが、これを組み合わせる形で合法的なネットサービスを立ち上げ、公開される作品にはいわゆるDRMをかけずに複製も流通も自由に行えるようにし、かつ漫画家に対しても対価を支払うことを可能にする──というのは、正直今のデジタル書籍の常識からはちょっとできない発想です。
 ネットからマンガを合法的にダウンロードして自分が都合の良いデバイス(PC/タブレット/スマートフォン/携帯など)で閲覧でき、かつ作者にも利益を与えるシステムというのは、「そういうのがあったら面白いかも」と思うことはあったのですが、やはりそれをここまで大胆な形で実行に移す人が出て来るとは思っていませんでした。
 しかも、それを立ち上げたのは、よりによってあの赤松健先生ですよ。本当に驚きを隠せません。

 このサイトが成功し、赤松健先生の目論見通りに「Jコミ」を中心としたマンガ流通のエコシステムが生成されれば、おそらくデジタル書籍業界に相当のインパクトを与えることは間違いないでしょう。やってることはちょっとハチャメチャなのかも知れませんが、そのハチャメチャさこそが今の業界には必要なのでしょう。
 もしかしたら、我々は当時の「ラブひな」に匹敵する、何かとんでもないモノが生まれる瞬間に立ち会っているのではないのだろうか。「Jコミ」は、そんな興奮を感じさせる存在であると思いました。


サンデー51号絶チル感想Tweet 2010/11/28

絶チル

皆本は、マッスルに迫られてる緊急事態なんだからロシア語じゃなくて素直に日本語で悲鳴を上げればいいと思いました。律儀だ。
というか、マッスルって母国語もロシア語なんですかね? マッスルって英語じゃね?(そこか)

そして本編の方は、椎名先生の描く「男を振り回す女」と「そんな女に振り回されてちょっと嬉しい男」を久しぶりに読めて満足です。
大人は打算で付き合えるが故に大人なのですが、その上であんな形で「お遊び」ができる紅葉の大人さが輝いてた回だと思いました 。#Zchildren


サンデー感想Tweet 2010/11/25

マギ

「ソロモンの知恵」でググると日本で言うところの『大岡裁き』みたいなエピソードが出てきますが、このマンガではどうなるんでしょう。
なお、お話的にはもう神話スケールの英雄譚になっているので、読んでて「すげー」と言うしかありません。次はアリババとモルジアナがチュッチュする展開を期待(するの?)。

鋼鉄の華っ柱

以前家の母親が実家にいた時、「無料で廃品を回収します」って言ってた業者に頼んだら何だかんだで1万円取られたってボヤいていたので、こういうセコい業者をギャフンと言わせるエピソードになって欲しいですね(感想?)。

神のみぞ知るセカイ

アニメ版のエルシィは、あまりに美人過ぎるために観ていると必要以上にときめいてしまって困るので、原作の方のへっぽこ女子を具現化したような姿の方が個人的には読んでて落ち着きます(弱い)。
そして「風邪をひいた人」は純粋に面白い。彼女はある意味天才じゃないだろうか

ペンギンの問題

同学年の子よりもちょっと頭が良いけどそれ故にヒネてる小学生男子向けマンガ」という感想を持ちましたが、この認識は正しいんでしょうかw。
なお、現代では「親のコネでそこそこの会社に就職」が既にです。。10年後の就職戦線はどうなってるのか不安になりますね(間違った感想)。

ハヤテのごとく!!

これはもしかして、ハヤテが男の娘アイドルとしてデビューする流れ?(ボケたつもりだけどボケになってないかもしれない)

アラタカンガタリ

ヤタカがパーティーに加わる展開は予想していませんでしたが、それ以上にカンナギ様が彼を「幼女趣味」呼ばわりしたのが素晴らしいと思いました。確かにその通りだわ(笑)。

ARAGO

アラゴへの好意全開のココは勿論のこと、リオもアラゴに対するフラグが立っていることが提示されてましたが、やはり今回はジョーのアラゴに対する「だってこのままじゃアラゴが死んじゃう!」(意訳)という感じの情熱がハンパないです。新井隆広先生のマンガはやはりおっさんが素晴らしい。

はじめてのあく

エーコさんの様子がおかしい!これじゃ何か、全てを判った上であえてバカをやってる、仙人みたいな達観キャラみたいじゃないですか!彼女は我らボンクラ共の女神だったはずなのに!(感想)
あとキョーコを説教しながら泣いてるジローかわいい。キョーコとお幸せに(=゚ω゚)ノ

T.R.A.P.

今回の竹本君は、テレパスと仲良くするにはテレパスが不要なくらいにまで思考と感情を開けっぴろげにすればいいんだよ!
という、まるで「絶チル」の紫穂に対する紫穂ママみたいなソリューションを提示しているなと思いました。竹本君退場しちゃいそうだけど。


サンデー感想Tweet 2010/11/16

絶チル

明は素直に初音のおっぱいにメロメロになればいいのにと思いました。あと皆本の裸は乳首を描き忘れてますよ?(ボケ)
そして賢木の「日本じゃ二番目だ」は、『解決ズバット』ネタを後世に伝えようとする椎名先生の強い意志を感じました(大げさ)http://bit.ly/bhy5jR

絶チル続き

紅葉はこのマンガにおいては極めて貴重な「大人の女性」に分類されると思われますが(バベルの女性陣は総じて残念なので)、現在進行形で大人の女性に憧れてる薫にとって、紅葉がどう映るのか興味があります。
あと紅葉ってさすが大人だけあって、おっぱい結構デカいのな(ダメ)


サンデー感想Tweet 2010/11/14

ハヤテのごとく!

ルカの「信じていーい?」にハヤテが思わずときめいてましたが、そのコマを観てやっぱりハヤテも男の娘ではなくて男の子なんだなあと安心しました(何)。
ルカの置かれている境遇は、おそらくかつてのハヤテのそれに類似しているのではないかと想像

ARAGO

「テメェは一番、やっちゃいけねぇことをした!!!」のコマのバックにココが浮かんでいるということは、もうアラゴはココと結婚するしかないですよ?(感想)
にしてもココは、ほんとヒロインらしいヒロインですね。「絶チル」だとココみたいな役を皆本がやってるかと思うと(ry

アラタカンガタリ

オッサン的にはやはり「魔法騎士レイアース」を連想してしまう、世界を守護する役目を負うことになってしまったが故の悲劇が明らかに。「レイアース」では最終的に秘女王に相当する立場を廃止するオチを選んだと記憶してますが、アラカンはその辺どうなるんでしょうね

はじめてのあく

何故黄村はこんなにも作者から愛されているのか。黄村は作者の化身なのか。
そしてアキの純情を踏みにじった生徒会長は呪われるがいいと思う。エーコ姉さん(の頭)が残念なのは仕方ないので許す。

T.R.A.P

ぶかぶか萌え(感想)。
今回は孝介(やんちゃ)の祖父が登場してきましたが、じいちゃんの台詞が「かけとりゃ~」とちょっと静岡弁っぽいイントネーションになってたところが嬉しかった静岡県出身。本当は海音以外の日本人全員が静岡弁喋ってるはずですよこのマンガ(きめつけ)


サンデー感想Tweet 2010/11/11

最後は?ストレート!!

私は「できる実力があるのに『やだあたしできない』とか言って拒否する」系の話を読むとイライラしてくるタイプなのですが、このマンガの主人公はそういうタイプなのか、本当に才能はないけどセンスはある子なのか、判断が付きかねます。いつまで彼はボンクラでいられるのかな

ケンイチ

アパチャイ復活のアパンチ!→その衝撃で美羽の服がビリビリに!の連続見開きがステキ過ぎます。脱がすならここだ!って最初から決めてプロット組んだんでしょうね。お見事でした

神のみぞ知るセカイ

ハクアかわいいよハクアキャンペーン継続中。「桂木の力になってあげなきゃ」なんて健気な気持ちにキュンとさせられます。裸を見られるシーンのお約束っぷりも心が和みますね。
彼女が適切な突っ込み役となることで、桂馬の思考をスムーズに読者に伝えているところは上手いなあ

結界師

「なぜニヤリとする…」あのクールビューティーな羽鳥さんが、正守と夜未との関係を面白がっていらっしゃる!上司の恋愛事情を面白がるOLみたいで萌え!(何)
逆に言えば、羽鳥さんは正守を恋愛対象とは捉えていないということでしょうか

ちいさいひと

強制力のある立ち入り調査へ至るプロセスを漫画で解説するといった趣向でしたが、当事者の子供の今の姿を描写しないことで緊迫感を煽ってるのが上手いですね。
三次元の幼女が大好きな人は、幼女を健やかに育てている親と、幼女を守る社会制度があることに感謝するべき(結論)。


サンデー感想Tweet 2010/11/09

先々週の絶チル感想

兵部のツンデレが際立ったエピソードでしたが、特に皆本から真っ直ぐに「子供たちに平和な思い出を作ってくれてありがとう」と言われた時のデレっぷりったらもう!(興奮)
もし兵部がノーマルを許す時が来るとしたら、そのきっかけを作るのは間違いなく皆本でしょうね。

皆本がチルドレンを裏切ることなく愛し続けることができれば、いつかきっとこの二人はチルドレンを通じて、ツンデレじゃなくてデレっデレな関係になれるはず!(興奮)
そんな素敵な未来をも予兆できた、素晴らしいエピソードだと思いました。

先週の絶チル感想

「階段で転んだはずみでチュウ」だなんて赤面モノのプロットを話の掴みとして持って来たところに、先生が精神的に成長した証を見た思いです。昔は偶然を装って出会うアベックを国家権力が取り締まるなんてコンプレックスに満ちたマンガ描いてた先生が、階段で転んだ弾みでチュウですよ?

そして本編は、もしオレが外務省ならマッスルには皆本で攻めるね!と言いたいところですが、それやると皆元が終わってしまいます(性的な意味で)。
紅葉攻略に賢木が駆りだされる展開も予想されますが、紅葉は賢木の手に余りそう。やはりここでも切り札は皆本なんだろうか。モテやがって!(決めつけ)


サンデー感想Tweet 2010/11/02

「ちいさいひと」

タイトルを観ただけでこれは児童虐待の物語だと判るマンガだったので、体調を万全にしてリラックス状態で臨んだが、やはり予想通りのきつい内容。フィクションと判っていてもしんどい。とりあえず、三次元の幼女が大好きな人は、幼女をちゃんと育ててくれてる親に感謝するべき

鋼鉄の華っ柱

貧乏になった主人公がブラック会社に就職とか、何か凄い方向に話が転がってきた感があるが、社会階層をテーマにしたマンガなのでこういうのもアリなのなと思った。如何にもブラックな社長の面構えっぷりがステキ。さすが西森先生

神のみぞ知るセカイ

パートナーをハクアにしたのは、今回のような話をするためだったのかと納得。恋人のフリをするとか、攻略済み女子にちょっと嫉妬するとか、感傷に浸る桂馬をそれとなく気遣うとか、確かにエルシィにはちょっと無理だわ。ハクアいい子だなあ

キングゴルフ

戸川の蒼甫に対する精神的な負けっぷりに清々しさを感じました(ひどい)。ここまで格付けされちゃうと、もう彼が再び蒼甫と直接戦うことはもうないんだろうなあ

はじめてのあく

「國崎出雲」「ハヤテ」といった従来のジェンダー認識を突き破るマンガと同じ雑誌に掲載されているにも関わらず、女子同士の愛情行為を変態呼ばわりするジローの認識は遅れてると言わざるを得ない。彼もまず女装してハーマイオニー呼ばわりされるところから始めるべき(感想?)

ARAGO

ココが全裸でアラゴにお姫様抱っこされる展開に、これはもうフラグ立ったようなものだよね!とオレ大喜び(バカ)。
それはともかく、アラゴはジョーにあの姿を観られてしまった以上、これから彼らの関係が変わらざるを得ないような気がします

アラタカンガタリ

やっぱヤタカと秘女王は昔エッチなことしてたんか!とそっちばかりに目が行ってしまって困ります(バカ)。
個人的には「魔法騎士レイアース」のことをちょっと思い出してしまいました。世界を守る姫と、姫を愛してしまった男。こういう展開は王道ながらも燃えますねえ


サンデー47号絶チルちょっとだけ感想

絶対可憐チルドレン

 おはようございます!(深夜二時の挨拶)
 実は現在猛烈に眠いのですが、とりあえずサンデーの最新号が出る=幻影の肖像編が終了して読後の気持ちがリセットされる前に、この前ツィートしたこと以外で今抱えている感想的なものをメモしておきます。

 「この子はもう十分苦しんだ…これ以上はもういいだろう

 今回のエピソードで、一番グッと来た台詞がこれでした。
 兵部のこの言葉は、ユーリが「お父さま」の愛を得るために「黒い幽霊」に加担せざるを得なかった人生から(ユーリの魂を封印することによって)彼女を解放した時に出たものなのですが、もしかしたら兵部自身も、彼が若かった頃にこの言葉を誰かからかけて欲しかったのかも知れないな、と思いました。
 彼の現在までに至るノーマルへの怒りは、彼がかつて心から信頼していたノーマルの上官に裏切られたところに端を発しているのですが、彼が裏切りを受けてから旧特務超能部隊を壊滅させて「パンドラ」を組織するまでの過程において、もし彼に対して臆することなく「お前は十分に苦しんだ」と語りかけることができ、彼の境遇を理解してあげられるノーマルの人物がもし存在していたら、もしかしたら彼の人生は変わっていたのかも知れません。結局そうはならなかったんだけど。

 ユーリは兵部にとって宿敵の一人だったのは間違いありませんが、だからこそユーリの境遇を理解し、彼女を「救う」ことができたのも確かです。自分によく似た境遇のユーリを救ったことによって、兵部の心もいくらかは救われたのではないのでしょうか。

 今回のエピソードは、他にもまだ色々とネタにしてみたいことがあるのですが、もう限界なのでここで寝ます。おやすみなさい(´・ω・`)