今週末はマンガを読める平穏な幸せを噛み締めてました。サンデー15号感想

ポケットモンスターReBURST

 アルカデス・サボス!(カードゲーム繋がり挨拶)

 この春のサンデー大攻勢は、自分の中では春の目覚め作戦と呼称しているのですが(不吉)、その大攻勢の主力であるポケモンマンガ、「ポケットモンスター ReBURST」がついに連載開始されました。
 作画担当は超増刊で「イエロードラゴンがあらわれた!」を連載していた田村光久先生。「イエロードラゴンがあらわれた!」は、主にロリっぽい美少女に無茶苦茶されたいマゾヒスト傾向のある方におすすめの、ほのぼのファンタジーコメディです。本当です。

イエロードラゴンがあらわれた!

イエロードラゴンがあらわれた!

田村光久
(C)Mitsuhisa Tamura/Shogakukan 2009

posted with EmbedSunday on 2011-03-14

 そして、主人公が伝説のポケモン・ゼクロムに変身した時の「ゼクロムに…!!」が既に色々な意味で話題になっているこのマンガですが、しかし自分は諸般の事情でこれまでの人生の中で「ポケモン」シリーズを一度もプレイしたことがなく(何故プレイしたことがないのかを語りだすと自分語りモードに入ってしまうので略)、「ブラック/ホワイト」もプレイしていないので、主人公がゼクロムに変身するのがどれだけ凄いことなのかはまだ完全には把握していませんが、とにかくこのマンガは一般的な「いくぞピカチュウ!」「ピッカー!」的な人間とポケモンの信頼関係を描く系統のものではなく、どちらかと言うとポケモンを一種のスタンドとして扱う能力バトル系統の作品を狙っていることは判りました。

 何にしろ「イエロードラゴン」はコメディーとして面白かったので、田村先生の次回作であるこのマンガにも期待したいところ。果たしてサンデーは「ReBURST」で文字通り再びハジけることができるのか! それとも、違う意味でハジけてしまうのか! 待て次号!(感想?)

史上最強の弟子ケンイチ

 「達人政治家推参!
 今回のケンイチは、自称達人政治家のおじさん(石田議員)が最高に面白かったです。こんないい面構えができるのであれば、こんなところで弟子集団を相手にしているのではなく、さっさと政界再編を画策して打って出るべき。この羅刹のような面構えなら都知事選挙にも勝てますよ!(まちがい)
 でも「選挙権なき者たちに死を!」という決め台詞は、とても面白いですがややいただけません。真の政治家なら、選挙権なき者を味方にして将来自分に投票してもらわないといけないと思います。日本の政治が不安定な今こそがんばれ石田議員。何かわからないうちに感想終わり。

ランウェイをプロデュース!

 もう先週の話になってしまいましたが、サンデー春の大攻勢第一弾として掲載されたのがこの作品(第一話はクラブサンデーから読めます)。サンデーと東京ガールズコレクションという、もし久米田先生がサンデーに御在籍だったら間違いなく「サンデー男性読者の8割には無縁」とネタにしたに違いないマッチングの異色さもさることながら、これまで「ちゃお」や「Cheese!」で活躍して来たあらいきよこ先生を抜擢してくるというのも驚きました。サンデーの良き読者であれば、ここから「これまでにないことをやってやるぜ!」というサンデーの気概を感じるべきでしょう。
 しかし自分は諸般の事情でこれまでの人生の中で「ちゃお」や「Cheese!」を読んだことがほとんどなかったせいか(何故読んだことがないのかを語りだすと自分語りモードに入ってしまうので略)、「ランウェイをプロデュース!」を最初に読んだときは「普通の少年マンガとはまったく違った文法で描かれたマンガなのではないか」と思ってしまいました。何というかこう、「今自分は、生の少女マンガを読んでいるのだ」という感覚とでも言うのでしょうか?(大げさです)

 今回は、後半の「見ず知らずの幼女を助ける→幼女から探しているモデル女子の情報を得る→モデルのいる島までいきなり泳ぎ出す→溺れる→漂流して島まで辿りついたらそこにモデルが→自殺志願のモデルに巻き込まれて崖から落ちる」というジェットコースター的な展開が凄まじかったです。なんという破天荒。大和少年のバイタリティが半端ない。やはりきりたんぽにパワーの秘密が?(まちがい)

はじめてのあく

 ジャージ姿の黒澤さんが可愛かったです(感想)。
 あとシズカは、あの格好をどこから調達してきたのか心配です。彼女に、巫女装束を自前で揃えるだけのお金があるとは思えません(ひどい)。

 そしてエーコさんは、全世界の「オレはまだ本気出してないだけ」妄想に取り憑かれたダメ人間たちの期待を一心に受けつつ頑張って欲しいなと思いました。オレはまだ本気出してない妄想は手強いぜジロー!

T.R.A.P.

 クラブサンデーに移行が決定したみたいですね。物語終盤の「海音がどこにいても、海音が何者であっても、俺達はサッカーで繋がっている!」というテーマはとても美しいと思いましたし、何よりこのまま終わってしまわなくて本当によかったです。
 サッカー方面ではここで一応のオチはついたので、クラブサンデーでは超能力バトル路線に移行するんでしょうか。

 あと、最後のシーンは空港が舞台でしたが、高校サッカーの静岡県大会決勝が放送されていたということは、あそこは静岡県にある富士山静岡空港である可能性が高いです。ここから海外にフライトしたということは、海音は上海かソウルに飛び立ったということになるんでしょうか?(多分まちがい)

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