Kindle買った報告+サンデー19号感想

 お久しぶりです(文字通り)。

 近況ですが、AmazonのKindle買いました。TouchでもFireでもなく、一番安いKindle4です。購入価格は送料込みで一万円くらい。
 買った理由は、Amazonが電子書籍市場への年内の日本参入を公言したのをきっかけに「乗るしかない! このビッグウェーブに!」と思い立って購入した訳では全くなく、最近はePub形式のファイルを読む機会が多くなったんだけど手持ちのスマートフォンの画面ではやはりちょっと読みづらいということで、純粋に「今一番安く買える、e-ink搭載のePubドキュメントリーダー」として買いました。

 ドキュメントリーダーとしては期待通りの読みやすさで、スマフォなどでは読み渋っていた電子書籍もスコスコ読めます。本体の軽さや操作の簡単さ、バッテリーの持ち具合、そして本体をパソコンと繋がなくてもメール経由でKindleに文章を簡単に転送する手軽さも相まって、もの凄い便利です。この上、更に本までKindleから簡単に買えるとなれば(まだ洋書しかないので自分はまだ買ってないですが)、こりゃー確かに売れる訳ですわ。

 そしてここは一応マンガサイトなので、マンガもいくつかKindleに取り込んで読んでみたのですが、Kindleは解像度的には600×800ビクセルと一昔前の携帯電話程度のスペックしかないこともあってか、パソコンで読む用に作られた高解像度のものは細かい線が潰れてしまって読みづらいかなと思うものもありました。Kindle向けにチューンされたコミックであればこの辺の問題はクリアされていると思うので、今度探してみたいなと思います。

 電子書籍界隈については色々と思うところはあるんですけど、とりあえずePub(やKindleのmobi)形式で電子書籍を売る出版社がもっと増えてくるといいなあと思います。二次元ドリームノベルズ等のジュブナイルポルノなんか、この手のデバイスでこっそり読むのに最適なんじゃないかと思うのですがどうか(と言われても)。


 そしてサンデーの感想ですが、まず「人気ソーシャルゲーム『戦国コレクション』のコミカライズ」という鉄板企画だったはずなのに、何故か「コロコロコミックのノリで美少女わんさかギャグをやる」という別にしなくてもいいはずの大冒険にチャレンジしている「戦コレ!」は、個人的には面白く読めたのでまったく問題なかったです。
 このマンガに出てくる小悪魔王な信長は、かつてサンデーで連載されていた「MISTERジパング」や「戦国八咫烏」に出てきた信長とはちょっと信長が違いますが、でも現代日本はこっちの信長の方がむしろ本当の信長なんですよね。ですよね。

 戦コレやってるコナミとサンデーといえば、やはりかつての読み切り版「ハヤテのごとく!」におけるときメモファンド事件を連想せざるを得ないわけなのですけど、その頃に比べるとサンデー側がこういうことやってもお咎めがないくらい関係性が改善されている(ように見える)のは、まあいいことなんじゃないんでしょうか。この辺は、今もの凄い勢いで儲かってると言われているソーシャルゲーム業界の余裕って奴なんでしょうか。

 あと「銀の匙」は、わずか18ページしかなかったにも関わらず、話の中で八軒が少し成長してかつちゃんとオチも効いてるという、信じられないくらい密度が濃いエピソードだったと思いました。本当にこのマンガすごいですわ。本当に凄いのでもはや凄いとしか言えません。

 「神のみぞ知るセカイ」は桂馬と歩美の告白イベントがクライマックス寸前のところまで来てますが、その中で結局桂馬と一緒に最後まで付いて来てしまったちひろの存在がやはり気になります。ここまで来たからには、彼女にもまだ「歩美の恋を成就させるために桂馬に発破をかける」以外の役割が回ってくるのかも。
 あとノーラはあまりに頼り甲斐があるので、これからはノーラさんと呼称します。

 そして「絶チル」ですが、先週は兵部や皆本に対する複雑な想いを垣間見せていたはずの賢木が、今週は何か飄々と執事のコスプレして皆本をからかってるのが面白かったです。やはりこの男は只者ではない(今更)。
 物語的には、皆本が「京介」を通して兵部に対するわだかまりを解くことができるかどうかがポイントになるのかも知れません。今の兵部(や薫)に対するかたくなな皆本の態度は、間違いなく彼が本来目指すべき、より良い未来に対する障害になってますからね。
 あと、京介のアホ毛はあざといと思う。

小西先生のマンガというと、個人的には何故かこれです

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