サンデー52号短め感想

松江名俊三部作

 どのマンガの登場人物も基本的にものすごくベタな設定だったと思うのですが、それを真正面から全力でぶつけてエンターテイメントとして成立させるところが、実に松江名先生のマンガらしいなと思いました。
 退魔師に魔術士にロボという統一性のないメンツでどんな物語を構築していくのか、これから楽しみです。

BE BLUES!

 『彼が長い時間いいつけを守れると思うかね?
 かつて東欧の猛者共を率いて世界と戦った旧ユーゴ代表監督のミルコにしてこの見解。さすが桜庭さんは違います。間違いなくワールドクラスですよ(カスさが)。

 そんな桜庭さんですが、実力のある選手しか実名で呼ばないレノンからちゃんと「桜庭」と呼ばれているところからして、既にAチームの選手たちには認められていると判断して良さそうな感じはします。レノンが桜場に飯をモリモリ食わせて藤原乃亜に対抗できるフィジカルを身に付けさせようとする二次創作とかどうだろう(と言われても)。

 あと、レノンに簡単に競り負ける桜庭を見て「…よわっ」と呟く優希と窪塚さんのコマは、画像掲示板での煽りに使えそうだなと思いました。

ヘブンズランナーアキラ

 このマンガ、基本的にいわゆる「悪い人」が出てこないところが好きです。変な人は沢山いるけど。ほら陸上界って割とオタクの巣窟ってイメージありますし(偏見)。

 そして、このマンガの人気に更に火をつけるために必要なのはやはりカップリング要素の充実だと思われますので、藤乃×アキラを妄想させる今回の終わり方はちょっと気になります。藤乃がアキラにデレることはあるのか。それとも、もうデレデレになっているのか。感情が読めない男なだけにその辺の読みが難しいです。

闘獣士

 「ツンデレな幼なじみとローマで再開したらビキニアーマーの剣闘士になっていた」って、何か現代ラノベのタイトルみたいだなと思いました(何)。
 帝政ローマ時代テイストなビキニアーマーが出てきてので、それだけでもう自分は大喜びです。

氷球姫

 現在の展開だとおそらく「氷球姫」のラスボスになりそうな七咎学園の監督が初登場。コスチュームが「変態仮面」チックなところを指摘するまでもなく彼は尋常でない変態さんであることは間違いないのですが、ここまで堂々とした態度を取られると、もはやコスチュームがどうとかいうことは些細なことなのではないか? という気持ちになって来るから不思議です。
 願わくば、彼もまた常盤木のような人を幸せにする変態であれば良いのですが。変態キャラに対しては博愛主義になる私。

絶対可憐チルドレン

 そういえばDS版絶チルのゲーム、第四のチルドレンこと「ドリー」と邂逅したところで満足してしまってその先をプレイしてなかったことを思い出しました。すみません。そのうち再開したいです。
 紫穂がナイフで相手をメッタ突きにする攻撃モーションが好きなので、紫穂の攻撃力を上げて前線に出すプレイを志向して行きたい。

 この回で特に気に入ったのは、葵が松風ロボの体内にコーラのペットボトルをテレポートしたところ。これって、かつて「エスパー魔美」で魔美が高畑さんの膀胱に直接おしっこをテレポートしたのに匹敵する、かなり禁断のエグい攻撃だと思います。だって他人の胃袋でメントスコーラさせ放題なんですよ?(感想か?)

エスパー魔美 1 (藤子・F・不二雄大全集)

当時は、直接おしっこをトイレにテレポートしないところが女の子らしいなあと思いました(真顔)

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