武蒼高校敗退記念 サンデー28号「BE BLUES!」感想

BE BLUES!

 もう先々週の話になってしまいましたが、全国大会に出場した武蒼高校があっけなく二回戦で敗退したのにはビックリしました。

 憎しみに囚われて鏡をパンチして痛い痛い言ってる桜庭とは対象的に、名実ともに武蒼のエースとして輝かしい活躍をした龍を散々マンガの中で持ち上げておいて、最後の最後で自分が最初に蹴ったPK戦で負けて敗退し失意のどん底に突き落とされるという、かなり意地が悪い構成だったのが印象的でした。

 しかし、そもそも「BE BLUES!」という作品は、天才サッカー少年だった龍に大怪我を追わせるところから全てが始まったことからも判るように、龍に対してあらゆる艱難辛苦を浴びせ、それを乗り越えて成長する様を描く大河ドラマであることを忘れてはなりません。
 今回の「全国大会での二回戦敗退」という結果は、龍に対する新たな艱難辛苦であり、彼に「チームのエース」としての更なる成長のきっかけを与える糧となることでしょう。

 この辺、「いつまでも龍を逆恨みしてないで、ちゃんと局面に応じてパスができるようになれよ!」という段階で悩んでいる桜庭とは悩みのレベルというか待遇が違うような気がしますけど、でも桜庭さんはそれでいいんですよ! それだからこそいいんですよ!(甘やかす)

BE BLUES!~青になれ~(26) (少年サンデーコミックス)
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やっぱり武蒼がもっと上に行くには桜庭の覚醒が必要だと思うんですよ

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