連載十周年記念・サンデー33号絶チル感想
絶対可憐チルドレン
絶チル連載十周年おめでとうございます!(二週間遅れの挨拶)
絶チルの連載が始まった時は、「『一番湯のカナタ』がああだったし、このマンガもいつまで続くか判らないし、これが椎名先生がサンデーに連載する最期のマンガになるかも知れないから、いつ終わっても悔いが残らないようにしようぜ!
」みたいなことを友人達とチャットで話してた頃が懐かしいです。
というか、あれからもう十年も経ったのか…刻が過ぎるのは本当に早い…(遠い目)。
また当時は、まだ週刊少年マンガ誌で女の子が主人公のマンガを載せることそのものがかなりの冒険的行為だったと記憶していますが、今ではそういうマンガも普通に載るようになっているのはご存知の通りです。「絶チル」の連載作品としての成功がそういった環境づくりの一環を担ったことはおそらく間違いなく、マンガの文化的な面においても歴史に残るべき作品になったと個人的には思ってます。
つまり、今サンデーで「競女!」や「さえずり学園OK部!」が連載されているのも「絶チル」のおかげなんですよ!(←自分がやった訳でもないのにエラそうな口調で)
そして十周年記念企画として「絶チルキャラ人気投票」の開催が告知されており、「人気投票1位のキャラには本編で良いことが…!
」と書かれていますが、これって多分作中でキャラが脱がされることを意味しているに違いありません。コミックス23巻の乳首券の前例もありますし。
なので、投票する際には、自分が好きなキャラというよりは「脱がされるとリアクションが面白そうなキャラ」の観点から選んでみるのも良いかも知れません。マジで。
でもとりあえず松風君はちょっと前に脱いじゃいましたし、そもそも皆本や賢木や兵部は割と頻繁に脱がされているので、主役男性陣は意外性という意味では今ひとつかも。強いて上げると桃太郎でしょうか? 彼も一応釘宮理恵ヴォイスのショタキャラと考えれば案外イケる?(イケない)
あと本編の方は、期待していたネガティブカズラが「まだ一度も当番回がない
」という比較的どうでもいいことを言っていたので、当人もその辺を実は気にしていたんだなと思いました。確かに彼女には気の毒ですが、でもまあどうでもいいですよね(ひどい感想)。
しかし、兵部ですらサディストモードの皆本に責められる妄想を抱いてしまうくらいの暗黒パワーを身に受けた状態でもこの程度のネガティブっぷりで済んでるということは、彼女がパンドラに拾われる以前の過去に経験したであろう様々な苦労は(同じく「最近出番がない」とか言ってる澪と同様に)克服できていると解釈して良いのではないのでしょうか。と、良かった探しをして終わりにします。
小学館 (2015-07-17)
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コミックス42巻限定版の「キャラクターブック」はメインキャストに対して椎名先生がコメントを寄せており、それだけでも読む価値はあると思います