ノアは桜庭のことが大好きだと思う サンデー26号「BE BLUES!」感想

BE BLUES!

 かつてその超人的な身体能力と底意地の悪い性格を駆使して桜場を窮地に陥らせた、みんな大好きノアさんこと藤原乃亜を擁する赤城中央との対戦。
先週ではノアが単身で武蒼高校の遠征バスを出迎えた上に桜場の存在をガン無視して龍に話しかけるという、桜庭に対する心理戦というか嫌がらせをしてました。自ら「ノア対桜庭・因縁の対決!」のアングルを仕込む辺り、さすがノアさんプロレスというものを判ってる! ノアだけに! と唸らされました(プロレス?)。

 勿論桜庭さんは極めて単純なので、既にそのアングルに乗りまくり、今週はベンチでノアを睨んで犬のように唸ってる始末です。久米さんが「ベンチの中で気持ちを切らすな」と控え選手の心得を語ってましたけど、そういう意味では桜庭は今誰よりも気持ちが乗りまくっているはずであり、さすがにこの試合では何らかのタイミングで起用されるのではないのでしょうか。桜庭の飼い主であるミルコも観戦に来ていることですし、桜場を起用するには十分な舞台環境だと思われます。
 何より、我らが主人公・龍の必殺カットインは桜庭のドリブル突破の脅威があってこそ成立する技ですので、龍の新必殺技の感性のためにも桜庭はピッチに立たなければならないのです(力説)。

 あとちょっと気になったのが、序盤で武蒼の黒部監督と赤城中央の監督と話をしていて「(1年生を)じっくり大きく育ててやれよ!」と言われた時、何故か険しく遠い目をした黒部監督のカットが挿入されているところです。
 これはどう考えても「黒部監督には1年生を卒業まで面倒を見る時間がない」ことの暗喩であり、多分今年の全国大会が終わった辺りでやっぱり死んじゃうんじゃないかと思わずにはいられません。黒部監督はサンデーにおいて「BIRDMEN」の龍目と並ぶ貴重なステキ中年キャラですので、お身体は大切にして頂きたいと思う次第です。

 でももしかしたらあのカット、会話の内容とは関係なく、内心では単に「せっかく群馬まで来たんだから、ソースかつ丼を食べて行こうか…」とか考えている可能性も無いわけではないかも知れませんが(ない)。

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今週の藍子の「来ちゃった…群馬まで」という台詞、埼玉県民の群馬に対するイメージがにじみ出ていた気がしませんか(妄想)

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