うえお 久光 (アスキーメディアワークス) / ¥ 641
椎名高志ファンサイトC-WWWの更新報告日記でした(過去形)
精神的な余裕が戻って来たので、遅ればせながら先週と今週の「絶チル」の感想を書きました。
マンガの感想書いてると心が癒されますね。感想ヒーリング。
キャットウォーカー(1) あらすじ:そんなアレで、チルドレンのトリプルブーストを受けて洗脳の解けたパティ達があまりに残念なことになっていることを危惧した「黒い幽霊」は、トリプルブーストを解析するための餌となるナイに対しては「洗脳が解けて残念なことになる前に自爆する」仕掛けを施していたのであった。なんてひどいことを。そんなオタクが嫌いなのか。
今回の「黒い幽霊」の行動は、ユーリがナイに対して情が移っていることを見越した上での自爆処置っぽさを臭わせてますね。ナイを使ってユーリの「忠誠」を試す意図を感じます。ブースト解析用レアメタルのペンダントも脚が生えて自走して勝手に薫にとりつくという地味に気味の悪い仕様と併せ、ここまでわかりやすく邪悪なことをされるとグッと来ます(マゾ)。
ユーリとナイの関係の深化の描写は、本編よりはむしろ「サプリメント」の方で取り上げられていた印象が強いです。悠理が用意した猫用の小窓を通り抜けようとしてパンツ見せながらもんどり打つナイとか可愛かったですよね。そりゃユーリも情が移るというものですよ。オレがユーリなら萌えてる。
ただ個人的には、ナイはもし仮に無事洗脳が解けたとしても、いわゆるパティみたいに残念なことにはならず、なんか普通に異性同性動物に関わらずモテて社会性を回復できそうなポテンシャルを持ってる感じがします。いやまあ、「黒い幽霊」にとっての残念なこととは、決してオタク趣味に目覚めることではなくて、超能力者が道具ではなく人間として生きる気力を得ることであることは把握していますが。
むしろ、ユーリがナイに対して百合姫ワイルドローズ的な感情を抱いてドギマギしてしまう方のが個人的には萌えるので、ぜひその方向性を検討して頂きたい所存です。誰かに。
そういやユーリに対してトリブルブーストをしかけたら、何が起こるんでしょうか。分裂していた人格が融合するとか、逆にフェザーが顕在化するとかあるんでしょうか。
謎の転校生(8) あらすじ:フェザーの「事前介入」によって、カガリが超能力を使ったことでトラブルが発生して色々禍根が巻き起こるという「未来」を回避。パティはカガリ×東野を妄想して鼻血を垂らすが、個人的にはむしろ警官のコスプレをしつつ皆本の頭を嬉しそうに小突いている賢木の姿を観て鼻血を垂らして欲しかったところ。
炎を操る超能力者は超能力バトルマンガとかゲームとかだと大抵主役級なので、カガリも出るマンガを間違えさえしなければ序盤の妄想バトル的な大活躍をして女の子(ただし趣味はパティと一緒)からモテモテになったりすることもあったのかも知れませんが、既に出るマンガを間違えているのでその辺はご愁傷さまです。
ストーリーとしては、無頼を気取っていたカガリが「超能力を持っておらずケンカも強くないのにも関わらず、友達を守るために不良に立ち向かう
」東野の姿を見て、本当の強さとは何たるかを知る――という形。これはかつての「ガール・フレンズ」編で、葵や紫穂のボーイフレンドがバベルの武装チーム相手に果敢に立ち向かった姿を見た薫が感銘を受けたエピソードと、基本的な構造は一緒ですね。
薫にとっては、かつて自分が知った「本当の強さ」を、同じようなプロセスを経てカガリが知ることに至ったこと、そして東野が「本当の強さ」を持ち合わせる男の子だったことが嬉しかったんでしょう。「あんたたち…大好き!!
」のコマを見て、そんなことを感じました。いい話だ。
そして、そんなカガリと東野の綺麗な関係も、パティのフィルタを通して見るとカガリ×東野になってしまう訳ですよ。まあ自分も「この二人の関係は東野×カガリではなくカガリ×東野だよな
」とか瞬間的に思ってしまったのでアレなのですが。仮にもチームメイトであるカガリをも掛け算の対象にしてしまうパティは、「残念」呼ばわりされるのも致し方ないのかも知れません。
最期のヤクザ映画のパロディみたいな兵部の落とし前シーンは、「そういや椎名先生はヤクザ映画も好きだったんだっけ」とか思いました。兵部はこういう悪戯させるとホントに伸び伸びしているように見えます。冒頭のサプリメントの連絡網で長電話しかり。
お世話になっております(挨拶)。
現在、主に家庭の事情と体調不良により、日記や感想を書く時間と気力を捻出することが困難になっております。ですので、今月中は著しく更新頻度が落ちるかもしれません。
とりあえずサンデー7号の感想はお休みします(´・ω・`)。
以上、申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
せめてTwitterで呟くくらいのことはがんばりたいです。
写真はmixi年賀状経由で頂いた「絶チル」年賀状。
OVA化が決定したことで、「絶チル」が再びメディアに露出する機会が増えるかも知れませんね。
連載200回到達、およびOVA発売決定おめでとうございます!(一週間遅れ挨拶)
にしてもOVAの制作決定の発表は(昨年末から噂は流れていたとはいえ)ちょっとビックリです。アニメ版絶チルサイトに掲載されていた平野綾さんの「絶チルはまだまだ終わりません!」というコメントが真実になる日がまさか本当に来るとは。アニメ版のDVDやCDを購入したり携帯サイトに登録したりしてアニメ版を支えて来た、熱心なファンの皆さんの尽力が実った形だと思います。
今回は基本的にはオリジナルストーリーだそうですが、伝説のテレ東規制のないOVAなので、やはりそういう描写が原作レベルかそれ以上に踏み込んだものになることを期待していきたいです。具体的にはパンツ解禁。多分チルドレンやナオミちゃんのスカートを不自然な形でローアングル視点から頻繁に描写したり、皆本のズボンが不自然な形で頻繁にずり落ちたりしたりすることになると思います。楽しみですね。
あと、Webサンデーでは現在、豪華なプレゼントが当たる「絶チル度クイズ」をやってますね。自分は勿論余裕で全問正解し、プレゼントに応募してきたところです。全問正解するまでに2回やり直したのは秘密。
以下、サンデー6号の感想。
今回の「絶チル」の内容を要約すると、「カガリ×悠理になるかと思ったら、東野×カガリになりそうでござるの巻
」ということになるのではないのでしょうか。
前回までのストーリーでは、カガリが不良少年を(超能力を使って)余裕でKO、悠理とのフラグが立つ→でも超能力を使ったカドでいざこざが発生してパンドラチームが撤退、というファントムの筋書き通りの展開になる可能性が高かったのですが、薫たちがこのケンカに介入してカガリと即興漫才を始めたことで状況が変化、最終的にはノーマル中学生男子代表の東野が出てきてこの場が治まりそうな雰囲気にまで変化しました。
更に東野はカガリに向かって「お前がケンカすると面倒なことになるから手は出すな
(要約)」と理性的な対処を諭す余裕も見せたので、おそらくこの一件でカガリは東野に対して一目置くようになるのではないかと思われます。もしかしたら友情とかも芽生えるかも知れません。このシーンだけで、東野×カガリ妄想をするには十分なネタが提供されたと見るべきでしょう(誰に?)。
そしてもう一方の話の軸はフェザー×皆本。今回のエピソードでは、皆本に対して「カガリ達のケンカには介入するな
(要約)」とお願いしに来つつ、要所要所で皆本を誘惑して篭絡しにかかってるところが大変にエロくて良かったです。
彼女、体のパーツはあくまでいつもの「悠理」なんですけど、態度や細かい仕草の違いでファントムやミラージュが入っている時とは違う雰囲気を醸しているところが表現として上手いなあと感心。皆本にマウントを取られた直後に赤面して視線を逸らす動作なんかはもうもの凄い高等テクニックであり、「フェザー」がそういう意味においても大人であることを伺わせることに成功していると思いました。
そのフェザーの正体については、おそらくは(皆本が薫を撃ち殺してしまう)「未来」から来て、その未来を変えようとする意志を持った何者かの精神? みたいな? というところでよろしいんでしょうか。「ミナモトが好き」「ずっと前からあなたを知ってる」という台詞からするとキャリーが関わっているのかなという気もしますが、今のところはまだ詳細不明。
まあ「フェザー」の謎が明かされる時はこの漫画が終わる時かも知れないので、お楽しみはまだ先に取っておいた方がいいですよね(小心者的な意見)。しばらくは、フェザーのエロスな攻撃に翻弄される皆本の姿を楽しみたい所存です。
年明けは仕事が休みで時間ができたので、久しぶりにクラブサンデーを読むことができました。
以下、Web限定連載作品の中で気になった(というか突っ込みたくなった)作品の感想。
前回初登場時で既に「こいつダメだ」オーラを放っていた道鏡さんだったけど、「初音に可哀想に思われて同情される」という形で道教と初音の間でフラグが立ちそうになるという意外な展開に。道教はいい奴だなあと思いました。性根はダメだけど。
あと、真田十勇士の未来を軽々と揺るがす発言をハキハキする初音さんのボケっぷりも侮れない。
新聞社の写真コンテストに見事入賞して気勢を上げるマタタキ君が、帰国したミライについに告白するぜ! と意気込んでいたら、ミライから先に「テニス男と付き合うわ
(要約)」と先制攻撃されて轟沈、一転して人生オワタ\(^o^)/モードに。マタタキ君は、ミライにフラれると文字通り死んで人生オワタな未来が待っているので大変です。
ただ表現的には、むしろミライがマタタキのためを思って身を引いた解釈も成り立つような作りになっていることを考えると、まだ今後も波乱が予想されます。ラブコメマンガというものは、波乱が波乱を呼んで連載がどんどん引き伸ばされた挙句に展開がグデグデになってこそだと思っていますので、このマンガも本格的に始まるのはここからじゃないかと思いました。
M・Sトーナメント決勝戦。モーソーファイトの真髄を悟りあった者同士の、往年の「ドキドキ対決 先手オレ」を彷彿とさせるツンデレVSクーデレの妄想バトルは見ごたえがあって面白かったです。やっぱこれクルよね!
とりあえず、作品としてもトーナメント終了で一山超えた感があります。今後どのような形でストーリーを進めていくつもりなのか期待したいところ。
第一回クラサン新人王決定戦を姉萌えマンガで勝ち抜いて以来、すっかり「姉萌えマンガ家」のパーソナリティーを獲得した田口ケンジ先生の初連載作品。
かつてTVで活躍していたエスパー少年少女達を狙った殺人鬼が現れた! という筋書きのサスペンスドラマであるにも関わらず、きっちり姉萌え要素を入れてくる手腕は流石。最新話である第二話では黒タイツキャラも出て来ており、何かこのマンガは自分の為に描かれているんじゃないかと不安になってくる始末です。
69+70人目:埼玉(天然)×東京(クール)の擬人化百合マンガ。ついになつみん先生が百合に本腰を入れた、エポックメイキングなエピソードとして記憶されるべき。
71人目:クリスマスの夜に、ツンデレキャラ化された蚊ちゃんがちょっとだけ幸せになる、心温まるストーリー。クリスマスに読みたかった…。
あけましておめでとうございます!(一日ぶりニ回目)
ふと思いついたので、2009年にこのサイトで感想を書いた週刊少年サンデー掲載作品のタイトル別感想数を集計してみました。
ここは椎名高志先生のファンサイトを標榜しているので「絶チル」の感想が一番多いのは仕方ないとして、自分は本当に「はじめてのあく」が好きなんだよなと思いました。ここの感想は基本的に読んでいて心の何かにひっかかったマンガに対して書く様にしているので、そういう意味において「はじあく」は本当に自分の心に引っかかるタイプのマンガなんだなと再認識した次第です。
キョーコ乙型や草壁シズカといったラブコメ要員的なキャラクターも増えてきたので、今年は更に読んでてニヨニヨさせられる展開を期待したいところ。人気出て欲しいなあ。
「神のみぞ知るセカイ」「ハヤテのごとく! 」は、面白いというのもありますけど、感想を書くことで毎週の展開を自分の中で整理するという意味合いも強かったです。自分の実感では、今のサンデーは(大御所が描く「コナン」「クロスゲーム」「RINNE」を除くと)この二作品の作者の若木・畑の両先生の力で支えられているところが多いのではないか、と思ってます。
また「結界師」「アラタカンガタリ」「マギ」(および「絶チル」「ケンイチ」)は、ずっと読み続けていることでじわじわと面白くなって行くという「継続」を是とするサンデーらしい作品で、個人的にも楽しみに読んでます。今後に期待。
あとは、終わってしまいましたが「トラウマイスタ」は終盤の展開のもの凄さが強く印象に残る作品で、個人的には「もっと評価されるべき」タグを付けたいところ(何処に?)。
クラブサンデーに移行したことでここではあまり触れられませんでしたが、「ハイド&クローサー」も同様に終盤の展開がもの凄かったことで記憶に残っています。「アーティストアクロ」も同様にクラサンに移行しましたけど、移行した途端にアクロが死んだり生き返ったりと何か凄いことになってますので、「クラサンに移行した作品はやりたい放題できる
」みたいな伝統ができつつあるのかも知れません。
あの「やおよろっ!」も、何か最近は百合マンガ化しつつありますしね! もっとやれ!(無責任)
今年も何とか時間を作ってコンスタントに感想を書いて行けたらいいなと思っていますので、よろしくお付き合いの程をお願いします。
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
2009年は「絶対可憐チルドレン」のアニメは終了したものの作品自体の勢いは一向に衰えることなく、一年を通じて楽しませて頂きました。椎名先生のご尽力に感謝です。
今年もファンにとって良い年になりますように。次のサンデーには何か良い知らせも載っているそうですし、今年も盛り上がるといいですねー
ここの更新については、諸般の事情で更新頻度はともかく更新する時期が「感想上げるのがサンデー出た翌週の火曜日深夜」になってしまうケースがあまりにも多かったので、もうちょっと何とかしていきたいところではあります。
今年は、更新スタイルや内容を本格的に見直していく所存です。とにかく自分にとって書きやすいスタイルに変更する予定。
以上、所信表明でした。
※トップページを毎年恒例のおキヌちゃん版にしました
新連載。「ダレン・シャン」で魅力的なおっさんキャラを多数描いたことで名高い(自分の中で)新井隆広先生が、オリジナル作品を引っさげてサンデーに帰ってきました。
今度の舞台はロンドン市警ということなので、今度はナイスかつダンディな英国紳士がわんさか登場することを期待していきたいです。現代日本では英国紳士というと勿論みんな大好きレイトン教授なのですが、個人的にはむしろ「ストリートファイターIII」に出てくるダッドリーみたいなタイプの紳士が好きです(どうでもいいです)。
そして今回は、第一話というよりは「アラゴ爆誕編」と表現した方が相応しい、この物語の主人公のアラゴが如何なる人物であるのかを描いた話である──という印象を受けました。要するに、アラゴは「パッチマン」と呼ばれる怪人から魂の『寄り代』として狙われるだけの強靭かつ特殊な肉体を持っており、かつそのパッチマンによって兄ユアンの右腕を移植された結果、手から炎を出したりするパワーを持った超人となるに至った──という解釈で良いのでしょうか。
あと最後のシーンでは右手に持った薔薇から精気を吸い取って枯れさせる描写があったので、おそらくアラゴはいわゆる吸血鬼となったのかも知れません。薔薇の精気を吸い取る行為と来ると、このサイト的には「GS美神極楽大作戦!!」のピートを連想してしまいますが、アラゴはピートとは違って「美しい花の生命を吸い取るなんて、僕は罪深い生き物です…
」と自己憐憫に浸るタイプではないので、とりあえず横島に殴られることはなさそうですね(何)。
期待通りのモルジアナ残酷ショーが開催されたものの、もっと残酷な女・奴隷商人ファティマーが現れてたいそう残酷なことをモルジアナにしたのでモルジアナが大ピンチ! という展開。
序盤はモルジアナが期待通りの大暴れを見せ、ファティマーが登場してからは一転してピンチに陥り、そして捕まって牢屋に放り込まれたらそこにはモルジアナを介抱する謎の美少女が現れた! という最初から最後まで気が抜けない展開で、今回も面白かったです。コミックスが2巻同時に発売されるなど営業的にプッシュされていますし、この調子なら2010年のサンデーの表の顔の座は「マギ」が射止めるかも知れませんね(裏の顔というかオタク向け作品の座は「はじめてのあく」が射止めると予想)。
そして奴隷商人のお姉さまの名前は「ファティマー」というそうですが、これは(ファイブスター物語のアレはともかくとして)イスラム圏では『ファティマ』は女性の名前として比較的よくある名前だそうなので、日本名で表現すると花子さんみたいな感じなのかも知れません。奴隷商人花子。台無しですね(ひどい)。
良守がフスマを開けたらそこに何故か女湯が! というコマに感激。滅多に拝めない田辺イエロウ先生のサービスシーンですよ皆さん! 今のうちにじっくり観ておいた方がいいですよ皆さん! 田辺先生の描く女性の裸はホントにイイですよ! 腰回りのラインとか、ンもうちょう最高ッスよ!(興奮)
ストーリーの方は、良守が「烏森城の主が子供であることに気付き、彼と遊ぼうとする」という少年マンガ的な意味における正攻法で城の主とコンタクトを取ろうとしている一方で、時音は巨大ゴキブリに化けた式神に行く手を塞がれて錯乱しているという、二人の対比っぷりが面白かったです。
というか、ゴキブリに怯える時音さんは相変わらずカワイイです(ダメ感想)。
「今まで攻略した女の子たちに女神がいるかも知れないので、女神がいる娘を探し出してくれ」という新たなクエストが発生。プレイヤーである桂馬には、このクエストは拒否できないみたいです。
「女神がいる娘は『攻略』されても記憶が残っている」というのは即ちその娘は桂馬に惚れている事を意味しますが、仮に以前攻略され、今も桂馬に惚れている娘がいたとしても、彼女が桂馬に惚れているのは「女神」がいるためなのか、それとも記憶がなくなった後に再び桂馬に惚れ直してしまったからなのか、の区別をつけることは(少なくとも神ならぬ人間である桂馬には)不可能であるため、この女神探しクエストは非常に難航することが予想されます。
ただ、だからこそ「一度攻略した女子を再び桂馬と絡ませる」ためのギミックとしてはこの設定は非常に魅力的であり、彼女たちが桂馬と再び関わることによって、専門用語で言うところの「焼けぼっくいに火」な状況が多発することが予想されます。2010年の桂馬は、これまた専門用語で言うところの「爆弾処理」に追われることになるのかも知れません。
ナギがハヤテに「ここから先の未来は、お前が私を守ってくれ
」とプロポーズし、ハヤテはナギに「僕は必ずお嬢さまの元に帰ってきます
」と応える。相思相愛ですね。オレ、この戦いが終わったら、日本に帰ってお嬢さまの執事に戻るんだ…(死亡フラグ的表現)。
何はともあれ、ハヤテはナギの協力を得て、「ナギお嬢さまの執事」としてアテネを助けることを決意するに至るという、少年マンガ的に最も正しいところに落ち着きました。今後はハヤテがアテネと如何に決着を付けるかが焦点になりそうですが、何かもう現在の覚悟を完了したハヤテは向かうところ敵無しな雰囲気がマンマンなので、まあ死亡フラグ的なアレは大丈夫でしょう。多分。
一話全てを使って父親の葬儀を描写し、ヒイロの無念と「ロードレースの世界で世界一になり、父の挑戦が無謀ではなかったことを証明する」決意を描写。このマンガの「ヒイロの人生を描く大河ドラマを作ってやる!」という本気っぷりを、改めて感じた次第です。
「あたし、むやみに羽ばたく鳥を狩りたいな
」
「私は『サル回し』を一度してみたかったの
」
とりあえず、藤田和日郎先生の女性キャラを敵に回してはいけないということはよく判りました。
ちょうこわい。