サンデー一覧

最近の絶チル感想日記【アニメのネタバレあり】

質問:サンデー13号に掲載される「GS美神」のリバイバルに、「電化製品に乾杯!」のミソッカスは登場すると思いますか?

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アニメ第8話 Generation ZERO PARTⅡ
  • 原作コミックスの「ジェネレーション・ゼロ」の後半、そして兵部京介が「兵部少佐」となる決定的なシーンをアニメ化したエピソード。
  • どのエピソードもマンガで読んだ話ではあるけど、アニメになって演出面が強化され、更にアニメ独自のアレンジも加わったことで、とても新鮮な気持ちで見ることができました。すごい面白かったです(頭悪い感想)。
     不二子と兵部の浴槽での(略)にしろ、ゼロ戦と京介のドッグファイトにしろ、その後の伊号救出時のゼロ戦と京介との共闘にしろ、そして最後に京介が「兵部少佐」になるシーンにしろ、アニメになって動くとやっぱり迫力がすごいわー(頭悪い感想)。
  • 中でも一番グッと来たのは、やはり最後の早乙女隊長と京介のやり取りのシーン。より具体的には、隊長が京介に「お前は私だけのものだ」的なこと言ったシーンですね。
  • 台詞だけ見れば視聴者の脳内に住まうパティさんが大喜びするようなアレなんですけど、しかしこの台詞には、早乙女隊長の京介に対する複雑な想いが濃縮された、非常に重要なものだと感じました。
  • この台詞から自分が連想したのは、コミックス30巻で皆本が未来の薫を撃った時の「これでお前は僕のものだ」という感情です。
     勿論、早乙女隊長は京介が世界を破滅させる未来が来ることを知ってしまったが故に彼を殺害しようとしたことは間違いないのですが、それ意外にも「未来の京介が不幸になるくらいならいっそここで」とか「彼の能力を自分以外の人間に奪われるのが許せない」とか、色々と複雑な感情がよぎっていたのではないのでしょうか。薫に銃を向けた時の皆本のように。
  • そんな彼の京介に対するドロドロした感情を一言で表現したのが、アレだったのではないか。個人的にはそう思いました。
  • そして薫の場合は、逆に皆本を愛しているが故に「彼が自分を撃つことで、彼の自分への愛は永遠になる」ことを知っていてその運命を受け入れたように思えます。
  • 愛されていたが故に早乙女隊長に殺される京介と、愛しているが故に自分を殺そうとする皆本を受け入れた薫。
     やっぱりこの二人はどこか似通っており、そして対となる存在なんだろうなと思いました。
サンデー12号感想
  • パティはアニメでも擬態が剥がれかかっているのでヤバイです。
     アニメの次回ではいよいよアンディ×兵部が激動の展開を迎えることが予想されるので、尚更心配です。
  • 話の内容は基本的にコメディパートでしたが、不二子のやることなので、中盤に出てきた謎のフィルムにも何か意味があるのかも知れませんし、ないのかも知れません。多分ないけど(ひどい)。まあ「その娘こそが探し求めていた財宝なのです」はあながち間違ってはいないとは思いますが、今の皆本にそれを受け入れろというのは酷なので、まあ仕方がないですね。
  • 「蕾見文書」って表現だと、まるで怪文書のように見えませんか。
  • 本当に怪文書だったらどうしよう。


(有)椎名百貨店 1 (小学館文庫 しH 5)
椎名 高志
小学館
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ミソッカス知らない方は、まずこれに掲載されている「電化製品に乾杯!」を。後のメイドロボジャンルの始祖を築いた名作です(マジで)。
あとここだけの話ですが、「ポケットナイト」の日須持教授が大好きです


GS美神リバイバル決定記念日記

 既に先週のサンデーで告知はされていましたが、今週のサンデーにおいて、次号13号にヒーローズカムバック企画として「GS美神極楽大作戦!!」が登場することが発表されました。椎名先生のブログでも告知されています。

 ヒーローズカムバックに椎名先生が参加されることが発表されてから、おそらく「GS美神」をやってくれるんだろうなと期待してはいたんですけど、実際発表されると嬉しいですね。
 内容はチャリティーらしく、椎名作品の他のキャラクターも登場するお祭り的なものになるとのことですけど、どんなキャラが出てくるのか今から楽しみです。


質問:GS美神のリバイバルに、「一番湯のカナタ」のカナタは登場すると思いますか?

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一番湯のカナタ(1): 1 (SSC)
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スマホやタブレットさえあればどこでも読めて場所を取らない、kindle版カナタ。買い換えたい…


最近の絶チル感想日記

アニメ第6話 As true as a lie
  • アンディがついに任務を決行する回。
  • アンディがパンドラに潜入した目的、そのアンディが狙うカタストロフィ号に隠された秘密、任務を遂行しようとするアンディのマインドをかき乱すユウギリの純粋な感情、カタストロフィ号を接収しようとしたバベルの真意、そして兵部とアンディの危うい関係(非性的な意味で)が決定的に崩れるラストシーンと、第1話から引かれてきた様々な伏線がここに来て一気に収束。
  • 最初から最後まで見応えがある、非常に面白かった回でした。前半戦の総決算に相応しい内容の濃さ。
  • 普段は厨二病的なレベルでクールを気取っている兵部が、心情的な焦りからアンディや皆本や薫に対する本心を我々視聴者に覗かせるところも興味深かったですね。こんな原作でもなかなか見せてくれない繊細な感情を見せてくれただなんて、そりゃー椎名先生もブログで大喜びする訳ですよ。私も大喜びです。
  • あとは、本国からの命令をアンディがあくまで遂行しようとする時、自分を心底信頼しているユウギリの存在がそんな彼の心を揺さぶっているところも、何かグッと来ました。本国にカタストロフィ号への攻撃への配慮を要請していたシーンは、アンディのそんな心情が表現されていたと思います。ユウギリのあざといまでの健気さと可愛らしさには、ちゃんとデザイン上の理由があったんだと納得させられた次第です。あの子は単に可愛いだけじゃなかったんですよ!(ハキハキと)
  • まあ一番グッと来たのは、葉が「兵部をからかっていいのは自分だけだ」と毒づくシーンの後ろで頬を染めてたパティさんなんですけどね。自重しないパティさんは素敵です。
アニメ第7話 Generation ZERO PARTⅠ
  • 原作コミックスの「ジェネレーション・ゼロ」の前半をアニメ化したエピソード。キクチ上等兵が期待通りの御人で和んだでごわす(感想)。
  • 話の中身は基本的に原作準拠といった感じでしたが、京介少年の声優に(薫役の)平野綾さんを起用する辺り、何かこう意味深長というか、ちょっとトンチが効いてるなと思いました。それが意図した演出なのかどうかは判りませんが。でも何か意図してそう。
  • 宿木・犬神コンビを見ていると、「アンリミテッドもいいけど、明や初音や彼らの父ちゃんが出てくる中学生編も観てみたいなー」とか思ってしまいます。続編はアンリミの営業成績次第なんでしょうか?
  • 判ってはいたことですが、宇津美さん美人ですねえー><
サンデー11号感想
  • ケンとアンディが同じ国籍でかつ同じ軍所属だとは考えられません。多分ケンの方がおかしい。
  • 本編の方は、不二子が仕掛けた「不思議の国のアリス」めいた変なダンジョンを大冒険する話でした。鍵を薫達に託した不二子の真意はまだイマイチ判りませんが、とりあえず色々な意味で不二子らしい罠だと思います。


THE UNLIMITED 兵部京介 Character SINGLE/アンディ・ヒノミヤ starring 諏訪部順一
アンディ・ヒノミヤ starring 諏訪部順一 諏訪部順一
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先週は兵部とアンディ、今週は皆本と賢木、来週はチルドレンとユウギリのCDがリリース。まさに怒涛。みんながんばれ


コレクション棚卸日記

棚卸日記
  • お久しぶりです。
  • ヒーローズカムバック版「GS美神」が2/27発売のサンデーから掲載されることが発表になったのをきっかけに、何故か「これまで溜め込んだGS美神グッズの棚卸をしたい!」という謎の欲求が急速に高まった結果、現在隙を見てコレクションの整理をしているところです。
  • 自分が持っている美神のグッズのほとんどは、このサイトを見てくださっていた方からの戴き物です。私にコレクションを譲って下さった皆さま、(今更で申し訳ありませんが)本当にありがとうございます。
  • ヒーローズカムバック版が掲載される頃に、「GS美神秘宝館」のアップデートを兼ねて、これまで存在した「GS美神」グッズのまとめをしたいと考えています。考えているだけですが(だけなのか)。
  • 「確かに持っていたはず」と記憶に残ってはいるものの、どこに保存したのか忘れて行方不明になっているものもあるので、もうちょっと探してみます。もうしばらくお待ちください。
  • あとは、持っていたと思っていたけど実は持っていなかったものとかもありました。C.C.ガールズがサンデーのグラビアページでGS美神キャラのコスプレをしたページの切り抜きとか。何故あれを持っていると錯覚していたんだろう。
読書日記
  • なお、最近読んだマンガは「ハイスコアガール」の2巻です。主人公がゲームバカ過ぎて本人は気付いていないんだけど、あれってどう考えても恋だよね?
  • 今週のサンデーでは「BE BLUES!」の桜庭に言及したかったんだけど、書いてる時間なさそうで残念。
     まあサッカーという競技では、彼のような「俺を尊敬しろ!」って態度は美徳の一種ですし、日本のサッカーにはそういうタイプの選手も必要だと思いますので、彼にはいつまでもそのままの君で居て欲しいなと思います。いずれは彼に最高のパスをビシビシ供給する龍にメロメロになっちゃうんだろうけど。

 現在「ザ・アンリミテッド」の放送時刻ですが、最後まで見てると興奮して眠れなくなって翌日の仕事に支障がでることが判っているので、我慢して寝ます(´・ω・`)。


THE UNLIMITED 兵部京介 Character SINGLE/兵部京介 starring 遊佐浩二
兵部京介 starring 遊佐浩二 遊佐浩二
ジェネオン・ユニバーサル (2013-02-13)
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アンリミのグッズ展開の速さは、美神の頃を凌駕してると思う。短期決戦の1クールアニメだからでしょうか


サンデー百合マンガ枠設立記念・サンデー11号感想

ささみさん@がんばらない

 「ささみさん」の学園編は百合カップリングでイチャイチャする系のドラマが繰り広げられると聞いて俄然やる気が出てきた今日この頃ですが、今回のサンデーは特に期待通りの百合っぷりで満足でした。

 特にかがみの場合、彼女は基本的に「心」というものを持たないロボめいたキャラとされており、そんな彼女が「友達になって」と(最初はあまり深いこと考えないで)言ってきたささみのために、彼女なりにささみを気遣って一生懸命一人で戦うという、不器用な健気さがたまりません。こんな姿を見せられたら、そりゃーあのささみさんもグッと来るのも納得。人間と非人間とのコミュニケーションというテーマは個人的にツボなので、尚更グッと来ます。
 そしてラストシーンは、いっそのことあのまま勢いでチューして欲しかったくらいです。というかあの角度で見つめあって抱き合ったら、普通次のコマではチューしますよね。しますよね? 原作だとしてるんでしょうか?(と言われても)

 あとは、サンデーでも「この売女!」って台詞を使っていいんだなあと思いました。アニメ版ではこの台詞が「このずべ公!」に差し替えられていたらしいと聞いたので尚更。罵倒台詞に寛容な少年サンデー。


ささみさん@がんばらない 1(完全生産限定版) [Blu-ray]
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コミック版のリンクを貼ろうとしたけど、現在Amazonでは在庫がない模様


ブログを毎日更新って難しいですね(´・ω・`) サンデー10号感想

正しいコドモの作り方

 巻頭カラー。このマンガが巻頭カラーを取れたのは、間違いなく「悠の将来の結婚相手」こよみちゃんと、「ゴスロリキス魔」久遠寺が登場し、このマンガを正統派のラブコメに進化させたおかげだと思います。
 なので、こよみちゃんはぜひとも幸せにしてあげて下さい。こんな良い子、ボンクラの悠には勿体ないですよ。悠如きには今日子がお似合いですよ。

マギ

 ファナリス種族であるモルジアナがパンツ履いてないと仮定すると、この世界のファナリス達は皆基本的にパンツ履いてないということになるので、今マグノシュタットに攻め込んでるファナリス兵団の皆さんもパンツ履いてない訳なんですよね?(何これ)

ささみさん@がんばらない

 「ささみさん」の原作小説では、学校に通う様になってからモリモリ百合っぽくなると聞き、「マンガで読めるから」とアニメの録画をしていないことに後悔した私がいたということです。

犬夜叉

 ヒーローズカムバックで今回限りの復活をした「犬夜叉」ですが、自分の中ではいまだに「サンデーには『犬夜叉』が載っているのが当たり前」という感覚が残っていたらしく、ごく自然に最初から最期まで読んでしまい、読み終わった後で「これ『ヒーローズカムバック』シリーズ最新作じゃね?」と気付いた始末でした。
 話の方は、オールスターキャストのお祭りモードの話でありながらも「桔梗との決別」というテーマでちゃんと話が締まってるところが流石ですね。あと、殺生丸様が登場した時、脳内では能登麻美子ヴォイスで「せっしょうまるさまー!」って音声が再生されたので、自分は殺生丸さまのことが好きだったんだなあと思いました。

絶対可憐チルドレン

 不二子ちゃん退場の巻。「あたくしたちは2人とも、他にするべきことを知らない亡霊なのよ」という不二子の言葉は、これまでの不二子と兵部の辿った人生を考えるととてつもなく重いものを感じます。アニメの方では4話で何かアンディにあっけなくやられたりして、イマイチその重みが感じられないのがアレですが、でもあれも彼女の作戦だったのかも? と思わせるだけの奥深さがあるキャラですよね彼女。買いかぶりかも知れませんが。
 あと、不二子が薫のおでこにキスをしたり、不二子が皆本達に託した鍵の形がやたら可愛らしいところは、何となく「ビビッドレッド・オペレーション」を連想させてアレです(オレが)。「ビビッドレッド」は、大きなお友達向けプリキュアとしての作りが徹底されているという意味で好感を持ってます。

読み切り:瘟鬼

 「高校一先生の天才作家、現る!」とのアオリを背負って登場のスーパールーキー・伊十蔵 景先生の読み切り。自分が高校一先生だった頃は何をやっていたかを思い出してみると、如何に「高校生デビュー」が偉大なことなのかを噛み締めざるを得ません。あの頃はパソコンでゲームばっかりやってましたすみません(何となく)。
 話としては「少女の心に巣食った化け物を特殊能力を持った主人公が倒す」という判りやすい構成ですが、最近のサンデーの新人作家らしからぬ独特の迫力を持った絵柄で描いているところに好感を持ちました。この絵のセンスを更に洗練させ、独自の世界観を持ったマンガをこれからも創りあげて欲しいと思います。


正しいコドモの作り方! 2 (少年サンデーコミックス)

2/18発売の2巻。1巻は発売日直前になってもAmazonに書影がアップロードされていなかったことを考えると、随分待遇が改善したなと思うことしきりです(ひどい)


リア充爆発日記(別名・サンデー9号感想続き)

BE BLUES!

 「とんだリア充野郎だぜ!

 「BE BLUES!」の龍はサンデー随一のリア充野郎であることは我々読者にとっては周知の事実ですが、ついにその事実(の一端)がサッカー部に知られることになってしまったエピソード。
 現在彼は自分のやりたいサッカーが部に評価されない状態なのですが、まあリア充なのでこれくらいの目には遭ってもいいですよね(卑屈)。

 そして龍がリア充である所以は、龍のサッカーに対するひたむきで真摯な態度が彼と接する者の心を射ってメロメロにしてしまうからであり、実際アンナも宮崎もそれで龍にメロメロになってしまった訳なんですが、サッカー強豪校に入った彼が今求められているのも、まさにそのリア充パワーなのです。レノン先輩は龍に対して「チームを虜にしてみせろ」と言ってますが、これは即ち監督を含めたサッカー部全員を龍の魅力でメロメロにしろと仰っているに等しいものと思われます。
 果たして龍は、ヤンデレっぽい桜庭や不敵な魅力のレノン先輩を含めたサッカー部の仲間たちを、その魅力でメロメロにできるのか否か。彼のサッカー人生は、今大きな試練を迎えているのではないのでしょうか。

 「リア充」というネットスラングを知ってる優人に近親感を持ちました(感想)。

姉ログ

 「リア充だぁぁぁぁああああ!!

 ネットスラングを駆使する変な(頭が)ハーフの美少女・ブリサが登場。このマンガに登場するキャラクターの例に漏れず、彼女もまた「だめだこいつ早く何とかしないと」系の残念系の逸材の予感がします。

 連載のテコ入れで日本びいきな金髪美少女が出てくるマンガというと、往年のサンデー連載作品「なずみ@」を思い出しますね(と言われても)。


BE BLUES!~青になれ~ 8 (少年サンデーコミックス)
田中 モトユキ
小学館 (2012-12-18)

龍VSナベケンのクライマックス。この試合で全力でやり合ったからこそ、今の二人はラブラブなんですよねー


アニメ化決定おめでとうございます記念・サンデー9号「ムシブギョー」感想

常住戦陣!! ムシブギョー

 「蟲奉行所に入った恋川春菊はずいぶん丸くなった。そして、以前より遥かに弱くなった
 その昔、椎名高志先生が結婚された後には、よく「椎名先生のマンガは結婚してからつまらなくなった」って話を散々聞かされたものでしたが、これはきっとそれと同じようなアレですよね。私はそう解釈しました(思い込み)。

 椎名先生は現在は絶チルが二度目のTVアニメ化でまさに絶好調ですが、その前のヒット作である「GS美神」から「絶チル」に行き着くまでには、「Mr.ジパング」→「一番湯のカナタ」→いろんな雑誌で短編を執筆→「パンドラ」と様々な変節を経るうちに作風が変化して行ったのと同様に、「ムシブギョー」の恋川殿が今のように「丸くなった」のも、また色々あって変節を経たに違いないんですよ。今回は彼が「人斬り」として斬撃を極めようとする理由となる過去の一端が明かされましたが、きっと彼にはその過去から今に至るまで、これ以外にも様々なドラマがあったはずなんですよ。

 同じ「ちょっとお色気が入ったコメディ」でも「GS美神」と「絶チル」ではその面白さの種類が異なるように、「ムシブギョー」の恋川殿も、その強さの源は全く異なっているのです。昔のような殺気立った強さを期待する向きには「恋川は弱くなった」と言われていますが、しかしそのように言う者達は、今の彼の強さの本質を見誤っているのではないか。私にはそう思えるのです。判って頂けるでしょうか

 結論としては、今の椎名先生がヒーローズカムバック企画でどんな新しい「GS美神」を描いてくれるのかが楽しみです(ファンサイト要素)。


常住戦陣!!ムシブギョー 7 (少年サンデーコミックス)

8巻は、アニメ化を目前に控える2月に発売。アニメでは動く蟲奉行所様に期待します


あけましておめでとうございます(´・ω・`) サンデー4+5号感想

うしおととら

 好きな「うしおととら」のキャラクターはオマモリサマです(挨拶)。

 スピリッツやゲッサンで展開されていた東日本大震災復興チャリティー企画「ヒーローズカムバック」が、ついにサンデーに上陸。サンデーでは「うしおととら」の藤田和日郎先生の他、既に高橋留美子先生(犬夜叉)、椎名高志先生(GS美神極楽大作戦!)、そして荒川弘先生の登場がアナウンスされています。
 藤田和日郎先生とチャリティーといえば、2011年6月に行われた「コミックライダーズ∞(エイト)」のイベントで、久米田先生をからかったりして場を盛り上げた絶妙のトークが今も印象に残ってます。大震災の復興はまだまだ長い時間が必要ですので、今後も折を見てこのようなイベントを続けて欲しいところですね。

 そして本編の「うしおととら」ですが、何かもう久しぶりに動く潮やとらや麻子や真由子が見られただけで、ぼかぁもう! ぼかぁもう! と横島化してしまうくらい嬉しかったです(頭の悪い感想)。
 あとこの号のサンデーが出た時はTwitterで「トーマスこわい」という趣旨の発言が飛び交っていたので何事だろうと思っていたんですが、本編読んだら確かに「トーマスこわい」としか言えなくなりました。蒸気機関車に顔が付くという状況は、やはり冷静に考えるとホラーに他なりません。トーマス怖い。トーマスじゃなくて火炎特急だけど。

BE BLUES!

 小学生時代の龍のライバル・桜庭がすっかりいい男になって帰って来て、優希がショックを受けるの巻。
 優希は桜庭のことをカス呼ばわりして雲霞の如く嫌ってますけど、もし「BE BLUES!」が少女マンガだったら、これは後で桜庭が雨の降る中子猫を拾うところを目撃する等のイベントが発生して好きになってしまう、フラグ立て行為になってしまうので要注意です。
 実際、桜庭には「原因不明の発熱と発疹」という病弱フラグが立ってるっぽいので、何かのきっかけでそのフラグが優希に直撃、悪印象が一気に好印象に変わってエンディングが見えた! みたいな関係になる可能性はないとは言えません。

 現在は「龍の正妻」の座にある彼女ですがゆめゆめ油断せず、うかつにラブコメキャラ化しないよう気をつけて欲しいなと思いました。

絶対可憐チルドレン

 「THE UNLIMITED 兵部京介」の第一話を観ました。
 兵部役を楽しそうに演じる遊佐浩二ヴォイスを存分に堪能するためのアニメだと思いました(率直な感想)。

 ストーリー的には、視聴者はアンディの立場になり、彼の視点と共に兵部京介という男の謎に迫り、兵部の行く末を共に見届けるスタンスで臨むべき話だとは思うのですが、何よりタイトルに「兵部京介」と入っていることからも判るようにこれは兵部による兵部のためのドラマであるので、何よりもまず兵部に萌えることがこのアニメを楽しむコツであることは間違いありません。
 そういう意味では、アンディよりは「少佐少佐~」とか言いながら兵部になついているユウギリの立場になり、彼女の視点で兵部に対して素直にメロメロになるのもいいのかなと思いました。というか私はそうします

 本編の方は悠理の学生生活最期の日のリプレイの真っ最中で、彼女はやっぱり最期まで(キャラではなく)ドジっ子だったという話でした。ただし楽しいお話はここまでで、ここからは彼女と、彼女の「兄上」のクローンエスパー軍団とのバトル展開に突入する模様。この戦いが、彼女が学園生活から出た後の行動を決定づけることになるんでしょうね。
 あと今回は、ナイが「猫の勘がムズムズするです!」って言ってましたけど、彼女は猫生活が長かったせいか、すっかり「自分の本当の姿は猫だ」と思うようになってしまっているのも知れないなと思いました。大丈夫でしょうか(頭が)。

銀の匙

 駒場の実家が破産し、農業高校を退学するという、厳しい現実を急に実感させられる展開に。
 次回から「冬編」が始まるとのことなので、いよいよこの物語も佳境に入って来たと見ていいでしょう。アキも含めて皆が駒場のことを諦めている中、どうする八軒。そして駒場の代わりに編入を試みるあやめの運命や如何に(一応気にしてみた)。

マギ

 「この怒れる小さな国が強大なレームや煌帝国にかなうとは、この時、マグノシュタットの外の人間の誰一人、考えていなかった
 この煽りの書き方からすると、何かマグノシュタットがレームや煌帝国に敵ってしまうところか勝ってしまいそうな雰囲気が漂います。ティトスへの愛に燃えた学園長すごい(そこか)。

 話の最後の方にはついにレーム帰りのアリババが登場しましたけど、彼が同行しているレームの兵団はファナリスだということなので、同じファナリス繋がりでモルジアナも参戦してくれるのではないかと、密かに期待してます。彼女今頃どうしてるんでしょうか。

終末のラフター

 「終末のラフター」が短編だったなんて聞いてないですよ!(感想)

 最終回。「恐怖はあんたの飼い犬だ。扱い方を覚えなきゃ、いつか飼い主の喉笛に噛み付く黒い生きものを、あんたは自分の庭で大きく育ててる。今のままで居続けるのなら、俺が消えたって、そいつは消えやしないよ」という「悪魔」役の主人公の言葉が、この物語のテーマであると思われます。

 このマンガの作品世界は東日本大震災以降の現代社会をバックボーンとしていることが何となく伺えますが、このマンガにおける「悪魔」や「悪魔憑き」が何のメタファーであるのか、そしてその「悪魔」と同じ世界に住まなければならない我々は、上に印象した主人公の言葉から何を感じ、どのように生きれば良いのか。そういったことを考えながら読むことによってより深みが出てくるという点において、今だからこそ作られ、読まれるべきマンガなのではないかと思いました。

 そして田辺イエロウ先生には、世界が終焉を迎える前にぜひ美少女わんさかコメディーを一度でいいから描いてくださるようお願いします(しつこい)。

姉ログ

 「ハイ輝アウトォォォ!
 アウトなのは姉の方だったという話でした。既に判っていることではありますが。

正しいコドモの作り方

 「能力者」の元保健医さんが、最初から最期まで酷い目にあった挙句に死んでしまいました。ご愁傷さまです。
 思えばこのお姉さんは、一番最初に白衣に黒タイツな保健医の格好で出てきた時がピークでした。何故彼女はこの格好ではなく、ボンテージファッションに着替えてしまったのか。そこが非常に残念です。悠は着衣エロフェチに違いないので、白衣に黒タイツの格好だったら確実に篭絡できたはずなのですよ。自分なら篭絡されてますよ(カミングアウト)。

アラタカンガタリ~革神語~ 17 (少年サンデーコミックス)

アラタカンガタリのアニメ化も発表されました。ついに来るべきものが来たかという感じです


2週間後には兵部アニメが始まってる記念・サンデー2013年2+3号感想

マギ

 マグノシュタットがレームと開戦の巻。マグノシュタットの背後には煌帝国があるのはレームのシェヘラザードも知っているでしょうから、これはこの戦いが煌帝国との大戦に発展することを覚悟しているように思えます。つまり、学長がティトスに萌え萌えになったが故に世界大戦が始まってしまう訳です。これがけなげ・はかなげ・いたいけを取り揃えた傾国の美少年の威力…(まちがい)。
 マグノシュタットと黒い金属器の関係を知ったアラジンが、おそらく圧倒的な戦力差でレームに蹂躙されるであろうマグノシュタットの姿を見て、その上でどうふるまうつもりなのか。その辺がこのマグノシュタット編の焦点になりそうな気がします。

 そして今回は、レーム帝国お抱えの金属器使いと、「レーム帝国最強」のアオリをバックに登場したファナリス兵団なる面々が初お目見えしました。どいつもこいつも一癖ありそうな厄介なキャラクターですが、個人的には語尾に「のだ」が必ず付く辺りが「ゆめりあ」のねねこを彷彿とさせるミュロンに注目です。例えが古いですか?(古いです)

終末のラフター

 連載開始時点では単なる賑やかしの幼女かと思われていたハルが、実は今年で16歳になる娘さんだったとは! ようじょせいかつ10年のベテラン幼女さんですよ! すごい!(そこか)

 今回は「悪魔喰いの男」とハルの過去についてのエピソードでしたが、やはり予想通り「悪魔」に家族を惨殺されていたという辛いものでした。
 あとは「悪魔憑き」になる方法が、海底から来た名状しがたいアザラシの子供のようなものに触れるという、割と簡単なものであったのも驚き。幼女ハルに取り憑くために悪魔の方がわざとキュートな形状を取ったのかも知れませんが、でもああいう形態であれば幼女でなくても普通はつんつん触ってしまいますよね。カワイイものに擬態して近づくとは、まさに悪魔の所業です。悪魔怖い。

 あと個人的には、ハルの「悪魔の口」が足の裏に出来れば、悪魔喰いをする時に「幼女に踏まれて殺される」というその筋のフェチには堪らない決め技が可能になるので、ぜひその方向性を検討して頂きたいと思いました。

ささみさん@がんばらない

 邪神三姉妹で一番人気が出そうな邪神かがみの声優に花澤香菜を配置するところに、アニメ版の本気を感じます(挨拶)。

 本編は、ささみが辛い現実からの逃避するためにネトゲ中毒の引きこもりになった過去に触れつつ、彼女がその引きこもり状態から自ら脱却するまでを描いた感動巨編でした。アニメで見たら更に盛り上がりそう。
 が、個人的には最後のページの「うちの実家、月読家は──かつて『最高神アマテラス』を生け捕りにしてこの国に人間の栄華を築いていた一族」って解説しているコマが気になりました。何というかこう、凄い重要なことがサラリと書かれているような気がしてなりません。
 「『最高神アマテラス』を生け捕りにして」って、実はもの凄く大変なことな気がします。手塚治虫先生の「火の鳥」で火の鳥を生け捕ることに成功するようなものじゃないかと思いました。例えが古いですか?(古いです)

正しいコドモの作り方

 あまりに悠がこれまで「いきまりマッパになって『抱いて炊いて』と迫ってくるおかしい女子の群れ」相手に己の童貞を守るために戦い続けて来てしまったため、本命の幼馴染の今日子が覚悟を決めて迫って来ても疑ってかかってしまうようになってしまった悲劇を描いたエピソードとなってしまいました。
 でもまあ、こうなっちゃいますよね。未来から来た「能力者」達の狙いが違った形で実を結んだと言うべきでしょうか。

 ただ何かその「能力者」達の狙いは単に悠と今日子をくっつけないというだけではなさそうということも、今回のエピソードでは提示されました。個人的には、来人と悠の関係を観てニヤニヤする程度には腐っている、女子として正常な感性を備えた明日香の無事が気になります。

BE BLUES!

 幼馴染男子の下半身をうっかり見てしまって悶々とする女子の姿はいいものですよね(挨拶)。

 あと今回は、優人が同じクラスのポニテで性格がクールというかキツそうな江藤さんに一目惚れしてるんじゃないか? 的な描写がありましたが、彼はやっぱりそういう女性が好みなんでしょうか。前は強度なツンデレであるアンナのこともカワイイとか言ってましたし。具体的には自ら尻に敷かれに行くタイプ。
 でもそういう生き方もまあいいんじゃないかと、個人的には思います。男が尻に敷かれることで上手く行く男女関係ってのもあると思うんですよね。サッカーマンガの話とは思えませんが。

ハヤテのごとく!

 風邪で弱ったヒナギクがハヤテに介護される話。
 普段のヒナギクは介護する側にいるキャラなので、こういう話は珍しいと思います。

 アニメが放送されていた「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」等を見ていると、最近の美少女わんさかコメディーは誰かから介助されないと一人ではとても生きていけなさそうな要介護美少女が沢山出てくる印象が強く、こんな美少女たちの面倒をみないといけない主人公男子は大変だなあと思ってしまうことしきりなんですけど、でもこれが今のトレンドなんですよね。多分
 ナギお嬢様なんて、まさに介護が必要な美少女ですよ。「ハヤテ」が始まった年代を考えると、彼女は要介護美少女ジャンルの時代の先端を行っていたのかも知れません。

 なので、ヒナギクさんもたまにはそのトレンドに乗って要介護美少女になってもいいんじゃないかと思いました。
 介助がないとズボン履けない美少女とか先端行ってますよ。大丈夫ですよ(感想?)。

絶対可憐チルドレン

 最近の椎名先生のTwitterを見てると、中年男性に子猫を与えるのがどれだけ危険なことなのか実感させられます。ああダメだ子猫かわいい…(´・ω・`)。

 それで今回は、既に前回のエピソードでみんなの記憶から抹消されて一人旅立つことが提示された悠理の「最期の一日」を描くものになりそう。
 彼女本人はかつて自分が「黒い幽霊の娘」としてエスパー達を洗脳していた過去に囚われてみんなと一緒には居られないとの決意を固めていますけど、ハンゾウの言葉にもあった通り、過去は過去として、その過去を踏まえてどう生きるか次第で「みんなと一緒には居られない」未来以外の道も、彼女は選ぶことが既にできるようになっているとは思うんですよね。少なくとも、薫たちは悠理の過去を知ったとしても、彼女を受け入れてくれるはずです。
 でも多分悠理はその辺を踏まえた上で、それでもやっぱり過去を精算しなければならないと考えているのでしょう。それも一人で。この辺は真面目というか、自分の行いに対して律儀だなあと思います。その割にカップラーメンを一人では作れないけど(しつこい)。

 にしてもハンゾウは、かつて皆本が言っていたことと同じようなことを言えるようになりましたね。初登場時に不二子相手におしっこ我慢比べをしてた頃とは大違いです。
 彼は彼なりに、過去を踏まえて悠理やナイと共に未来を歩く決意をしていたんでしょう。それだけに、最終的に悠理に記憶を消されてしまうのは悲しいところではあります。

 あと椎名先生は最近ニンジャスレイヤーの存在を知ったそうなので、彼が「アバーッ!」「アイエエ!」とかの奇声を発したり、「つまりオヌシをカラテで殺す。ドーモ。はじめまして」なんて口調で喋りだしてしまうのではないかと、ちょっと心配です。

絶対可憐チルドレン 32 (少年サンデーコミックス)

コミックス32巻買いました。おまけマンガは「男性が無理して女子っぽい言葉で喋ってる」感がにじみ出ていて好きです(褒めてます)