女装が似合う男性キャラへの抵抗がない時代の到来を告げるサンデー11号國崎出雲の事情感想
國崎出雲の事情
イギリスのYahooからこのサイトに「國崎出雲の事情 感想」でアクセスして下さった方、ありがとうございます(私信)。
今回は、兄弟子の女形・皇加賀斗が、主人公の出雲に女形への興味を抱かせるエピソードでした。主人公の出雲は、「女形」に惹かれてはいるものの、ジェンダー的な意味でのメンタリティは男のままで女装に対する反発心が根強いので、読んでて「早く素直になっちゃえばいいのに!
」とムズムズして来るところがあるのですが、加賀斗は現代オタク的な意味での「女装男子」(定義:こんなに可愛い子が女の子のはずがない)に近い位置にいるキャラなので、オタクとしては見ていて心が休まります。
とりあえず今回は「変身ヒーローみたいなものと思えばいい
」と出雲を説得することに成功した加賀斗ですけど、いずれは出雲が自分(の女装した姿)に惚れてることに付け込む形で出雲に対してもっと積極的に女装の素晴らしさを心身ともに教え込み、身も心も自分好みの女装男子にしてしまうレベルにまで籠絡して頂きたいです。
いやまあ、このマンガのコンセプト的には出雲がそうなっちゃうのはむしろ敗北なような気がしますが、個人的には一向に構いません。
なお、今回の最初の2ページ目までは明らかにそういう妄想を読者に抱かせるあざとい作りになっており、たいへん好感が持てました。もっとやれ(ひどい感想)。
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