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P57の布団の中で拗ねてる歩美に気を取られて油断していたサンデー40号神知る感想

神のみぞ知るセカイ

 今週の「神のみぞ知るセカイ」を読んだ人が、みんなTwitterで「今週の『神知る』は神汁だった」と言い出すので何事かと思ってサンデーを読んだら、本当に『神知る』が神汁だったので驚きました。
 「歩美は汗っかきなので、桂馬の布団にずっと潜っていたら汗をかいてしまった」という理屈で彼女を汗だくにさせて服をスケスケにするとか、ちょっとこの発想は凄すぎます。さすが若木先生は違う

 今回の話は、基本的には桂馬が「歩美とちひろの鉢合わせ」なる危機敵状況をどのように切り抜けるのか? というスリルとサスペンスだけで十分に盛り上がって面白くなるシチュエーションですし、更にラストにおけるちひろの思わぬ告白というサプライズイベントがあったおかげで普通のラブコメマンガとしても十二分に面白いエピソードに仕上がっていると思うのですが、しかし作者の若木先生はそれだけに飽きたらず、「桂馬の布団の中に隠れる歩美に汗をかかせ、スケスケにすると同時に彼女の感情が如何に昂っていたのかを表現する」ことで、スリルとサスペンスに満ちた今回のお話に更にエロスの要素を投入してきました。エロス。スリルとサスペンスとエロス。これでお話が面白くならないはずがありません。
 実際、歩美がのぼせるほど汗をかいてしまったのは、単に布団の中が暑かったからだけでは絶対ないですよね。汗以外の汁も間違いなく出てますよね(ダメ発想)。

 とはいえ、今回の歩美は、ちひろが桂馬のことをどのように想っているのかについて、ちひろが桂馬に聴かせるために奏でた新曲を布団の中で隠れて聴きながら「察して」しまったのも確か。布団から出た彼女が怒っていたのは、それに感づいてしまったからに他ならないでしょう。
 それに、ちひろが桂馬に対して真っ直ぐに向い合い、曲を奏でて桂馬に「この曲は好きだ」と言われ、それを聞いて自分の気持ちを確認した上で告白したのとは対照的に、自分はそれを隠れて見ているだけだった上に桂馬に対して嫉妬してしまった、という後ろめたさもあったのかも知れませんね。

 何にしろ、ちひろが桂馬に告白したことで、この三者の関係は一気に動き出すことは必至。嗚呼、桂馬を巡る歩美とちひろの泥沼の争いが、ついに切って落とされてしまうのか。私としては、ついに来るべき展開が来てしまったのかとガクブルしてます。もはや女神がどうこういう次元は自分の中で超越してしまいましたよ。
 ああもう、この恋の行方はどうなっちゃうの?(乙女チックに) 続く。

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ハヤテの映画が評判良さそうで何より記念・サンデー39号感想

ハヤテのごとく!

 「自分で選んで手に入れた力で、特別な何かになりたいの
 「私は…! 特別な何かに…! なりたいのだ!

 「きっと何者にもなれないお前達に告げる」という言葉がいちいち心に突き刺さる系の人生を歩む我々からすれば、そもそもルカもナギももう十分「特別な何か」を持っている人間なんじゃないの? と思ってしまうのですが、まあ何はともあれ彼女たちのような年頃の若者が自分の可能性を限界まで突き詰めて「特別な何か」を目指すのはいい意味での中二病の症状なので、更にこの世に一つだけの存在である私を特別な何かにするための努力を惜しまないこの二人に対しては、素直に「がんばれ」と言うべきなのでしょう。
 まあナギの方は明らかに頑張る方向性が間違っているのですが、仮にここで挫折してもへこたれるようなタマではないはずなので、お嬢様らしく華麗に復活して欲しいです(既に負けること前提)。

ムシブギョー

 「ウザかわいい」なる新概念もすっかり定着した感がありますが、今回の話を読んで仁兵衛殿は間違いなくウザかわキャラであると確信しました。仁兵衛がウザいのは今回のエピソードを読めばよく判りますが、それ以上に仁兵衛がカワイイのです。特に「私は知っていますよ。蜜月殿が、どんなにお優しい方なのか…」と目をキラキラさせながら著しい勘違いを語りだす辺りは、ンもう仁兵衛が可愛くて仕方ありません。ちなみにここで言う可愛いは、「馬鹿な子ほど可愛い」という意味での可愛いです。
 こんなのにうっかり絡んでしまった蜜月が仁兵衛をウザがるのは致し方ないところですが、その一方でお春はそんな仁兵衛を見て目をキラキラ輝かしているところからして、彼女は仁兵衛と同じ感性の持ち主であることは間違いないと思われます。今回の話を要約すると、この二人がお似合いのカップルであることを蜜月がはからずも証明してしまったエピソードであると言えるのではないのでしょうか。

 とりあえず蜜月はこれ以上このバカップルに関わるのを止め、さっさと次の悪巧みを画策する方がいいんじゃないかと思うのですが、でもきっと腹の虫が収まらない彼女はこれからも仁兵衛を執拗に追い掛け回してしまう(そしてまた仁兵衛のウザさにやられて酷い目に遭う)んでしょうね。お気の毒です。

はじめてのあく

 エーコさんと清里先生はこのまま結婚してしまうがいいと思いました。いやマジで。
 でも、「職がない」とか「彼氏がいない」とか、お年頃の現代女性にとってクリティカルなネタを肴に酒を呑んでケンカしてしまうのはこの二人の悪い癖だと思うので、お互いその点は直すべきでしょう。犬も食わない夫婦喧嘩と言えども、持ちだしてはいけない話題というのはあるものなのですよ(エラそう)。

神のみぞ知るセカイ

 『このダブルお見舞いイベント…ボクなら…うまくやれるぞ!
 どう見ても修羅場寸前の状況です。本当にありがとうございました。

 歩美が初回ヒロインの貫禄とも言える可愛らしさと健全なエロスを披露し、その上おっぱいまで大きくなった(via ヤマカム)、という意味でとても盛り上がった今回のエピソードでしたが、歩美程には舞い上がっていなさそうなちひろがこの状況に気づいてしまえば、好感度を上げるどころか爆弾が爆発してしまう(=初代ときメモ的表現)のは必至の有様。果たして桂馬の運命や如何に。
 個人的には、こんなにイイ目に遭ったんだから、今度はちょっとくらい痛い目に遭ってもいいんじゃないかと思います(狭い)。

ARAGO

 「一緒にやるぞセス!
 全てをアラゴに託してその身を犠牲にしたセスの想いは、アラゴのこの台詞によって報われたと思います。この台詞を読んだ時は、本当に背筋がゾクゾク来ましたよ。
 ジョーのおっさんとオズウェルもセスの犠牲を目の当たりにして文字通り燃え上がってますし、あのベガーですらその身を犠牲にして皆を助けるというらしくない形で活躍したりと、まさにクライマックスに相応しい盛り上がり。
 このマンガはもはや、アラゴ総受けとかそういう認識を超えた盛り上がりを見せていると思いました(←思ってたのか)。


胸を甘やかな痛みで締め付けられる無邪気な京介(*´д`*) サンデー39号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 過去編こと絶対可憐兵部京介編も今回で事実上の第一部完。

 サプリメントでは相変わらずいい歳して素直に人に頭を下げられないひねくれ者っぷりを披露している兵部ですが、彼も少年時代はあんなに素直で可愛かったというのが、今回の過去編において作者が基本的に主張したかったことに違いないと思いました。特に、嬉しさのあまり隊長に飛びつくところなんて、ンもうまるで飼い主に甘える子犬のような破格の可愛さであり、あまりに可愛すぎるので逆に「後の兵部京介である。」とキャプションを入れたくなる衝動に駆られる程です(当時も兵部京介です)。
 いやまあ、ナイのために必死になって賢木に頭を下げようと葛藤してる今の兵部も可愛いといえば可愛いのですが、ちょっと可愛いの種類が違うのが残念です。

 今回の物語で、兵部や不二子は「超能力で自分達の未来を勝ち取ることができる」希望を手に入れましたが、しかし今回救ったイルカの009番(後の伊-9号と思われる)が示唆したように、彼らの将来は「(兵部と不二子以外は)みんな死ぬ」「しかも最後は未来を視た隊長自ら『超能力者は人類の敵』と明示して兵部を含めたメンバーを抹殺する」ことが判っているだけに(今のところ提示されている彼らの末路についてはコミックス10巻を参照)、何というかとても切ない気分になります。

 もしこのマンガの人気が今後も続くのであれば、いつか彼らが戦いの中で次第に希望を失い、あの優しかった隊長が超能力者の抹殺を決意するに至るまでの物語が描かれることがあるかも知れません。というか、兵部の抱えている心の闇を描き、物語の中で彼を「救う」ためには、いずれこの部分に(兵部のみならず、皆本やチルドレン達も)再び踏み込まなければならないのではないかと思われます。
 もし実際にこれが描かれたら何か非常に辛く悲しいお話になりそうなんですけど、でも今回の超能部隊の死に様カットにおけるイヌガミ×ヤドリギの「死んだヤドリギを抱きかかえて咆哮しながら撃たれるイヌガミ」というシチュエーションが死に様萌え的な意味合いでとてもグッと来てしまうのもまた事実であり、せめて彼らの死を我々は見届けるべきなのではないか? という気にされられました。どうでしょうか(と言われても)。

 あと、個人的には戦時中のエピソードを見ると、やっぱり「Mr.ジパング」を思い出してしまいます。
 「Mr.ジパング」は、端的に言えば日本が第二次世界大戦の敗戦によって「滅亡」する運命の歴史を書き換えようとして戦国時代に戻った人間と、その時代にあっても自らの意思によって未来を創ろうとする人間が相克する物語であると言えますが、「絶対可憐チルドレン」もまたそのテーマを受け継いでいるんだなー、と改めて思う次第です。


久しぶりに普通に感想書く時間がとれました(近況)サンデー38号感想

まじっく快斗

 ハゲで片目が黒い眼帯チックなメガネをかけて白鬚を生やしている渋いおっさんが「一皮剥けば中身はただのJKじゃよ」とか今っぽいスラングを使ってるところが面白かったです(そこかよ)。

ハヤテのごとく!

 この前のコミケの後で知り合い同士が「200部しか刷らなかったんですか? それくらいなら楽勝でしょ?」「いやー200部超えると冒険だよー」「売れ残りの本が入ったダンボールがまだ部屋にありますよ」みたいな会話をしているのを聞いた後で改めて今週の「ハヤテ」を読むと、初参加の創作系サークルが1000部を売るのが如何に無謀なことなのかを実感させられること請け合いです。現実ではルカのように30部売るのも大変だと思う。
 あとナギのステルスマーケティング戦略は少年マンガ的には明らかに「やったら負け」な手法なのが気掛かりです。だんだん大同人物語編冒頭でナギがサンシャインの屋上で叫んでいたシーンに物語が近付いて来ているような気がします。

史上最強の弟子ケンイチ

 「さらでばです本郷さん
 鈴木くんの本郷や逆鬼からの愛されっぷりが凄い回想編真っ最中のこのマンガですが、今回の鈴木くんのこの台詞は、この段階で既に彼が臨死状態であったことを意味しているのが、それとも単なる誤植なのか、判断に迷います(そこかよ)。

マギ

 サガン×白龍の公式カップリングが発表された今回(まちがい)。あのクソが付くほど生真面目な白龍が、アッパー系の変態である上に根性が曲がっている(決め付け)サガンと組むことで如何に変わっていけるのかがこのカップルの個人的な見どころです。白龍にはあれくらいおかしい(心が)キャラと組ませた方が面白いんじゃないかと思っていたので、今回の決着には納得。
 あとはモルジアナはアリババにお姫様抱っこされて良かったですねと思いました。瀕死だったけど。今回のコミケには結局行けなかったんですけど、彼女の薄い本(専門用語)があったかどうかを確かめられなかったのが心残りです。アリババ×モルジアナって、このジャンルだとすごくマイナーカップリングなんじゃないんだろうか。

神のみぞ知るセカイ

 女神候補が歩美とちひろの二人に絞られたことで、ついに歩美とちひろがガチで桂馬を奪い合うという個人的に最も恐れている展開に突入したこのマンガ。ディアナとハクアが桂馬を取り合うとかならマンガ的な描写はいくらでも思い浮かぶのですが(ディアナやハクアはその存在からしてマンガ的なので)、歩美とちひろはマンガのキャラなんだけどこのマンガの中ではかなりリアルな女子に近い存在であるというポジションなので、リアルな女子の心を桂馬が結果的に弄ぶことになること必至な今回のエピソードがこれからどのような生臭い展開を描くようになるのか、今からドキドキが止まりません。

 それはそうと今回の「神のみ」は歩美と桂馬が常時赤面状態だったことあり、絵面がものすごくエロかったです。ラストのコマなんか、モノローグを無視すればもはや双方共に欲情しているようにしか見えません。いや桂馬の「行けるところまで行くぞ!」を曲解すれば十分モノローグもエロい。これはエロい(連呼)。
 ベッドの上で赤面しながら手を握り合ってハァハァしてる男女の絵なんて、もうそういう風な解釈しかできないじゃないですか。これはたぶん作者が意図的にそういう表現にしたんだろうなあ。相変わらず上手いなあと感心させられます。

 この二人はこのまま行けるところまで行ってしまうのか、桂馬の「異常」を察知したちひろはどう動くのか。そして女神の行方は、彼らの恋の行方や如何に。百万乙女の恋のバイブル!(煽り)

はじめてのあく

 「神のみぞ知るセカイ」と同じお見舞いイベントであるにも関わらず、こちらはものすごい健全すぎて眩しいくらいです。冒頭でユキが「これはえっちな展開になるしか!」って嬉しそうに言ってますけど、これは逆に言えばこのマンガでは決してそういうえっちな展開にはならないというセーフティがあるのを知っているからこそ言える台詞であるとも言えます。
 というか、ユキは実際にそういうえっちな展開になったらもの凄く臆病になってしまいそうな予感。そういう意味では緑谷には頑張って欲しいところではあるのですが、まあ無理ですね(決めつけた)。

 そして本編の方はむしろ「メガネを取ったら美形」という前世紀の少女マンガのような黄金パターンを披露してくれた赤城のステキっぷりが印象的でした。
 あと、赤城の先輩の中に笑い声が「デュフフ」で語尾に「ゴザル」を付けるおかしな男性(間違いなくオタク。たぶんキュンポぽい名前)が出てきましたけど、私もオタクを長いことやってますが実際にこういう喋り方をする人にはまだお目にかかったことがないので、こういう人材は貴重だなとか思いました。彼ならきっと萌えのメタファーとしての長門有希論を語りながら「コポォwww」とか言ってくれるはず。

ARAGO

 「載冠石」の中で永遠に兄のユアンとのキャッキャウフフな生活の夢を見続けるアラゴの姿を見ちゃいられない! とばかりに、瀕死の身を呈してまでセスが載冠石の中に乱入。敗北を悔やむアラゴに「戦え、もう一度。僕がここに残る」と激励し、「偽りの実の種」の力を彼に与えることで再び彼をパッチマンとの決戦の舞台に戻そうとするセスの姿は、どこまでもカッコイイです。
 とにかく今回は、セスは本当にアラゴのことが好きだったんだなと思いました。彼が載冠石の中で見る夢は、きっとアラゴと一緒にキャッキャウフフしてる夢なんだろうなあ。切ないなあ。

大同人物語 (1) (Gum comics)
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平野 耕太
ワニブックス

ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)

ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)
伊藤 計劃 (早川書房) / ¥ 756
 職場の同僚から「この物語は百合ですよ?」と勧められて読み始めた作品。

 最初のうちは、医療監視システム「WatchMe」を体に埋め込むことが普通となった世界を舞台にしたディストピアSFなのかな? と思って読んでいたが、物語が進むに連れて「高度に発達した社会で生きる人間には、『意識』は本当に必要なのか」という哲学的な問い掛けが物語の根幹となっていることに気付き、そのスケールの大きさとテーマの深遠さに驚かされました。読み終えた後も色々と考えさせられる、知的な興奮を味わえる作品だと思います。面白かった!
 また、この小説はXML言語を模したタグを使って書かれていますが、最後まで読んだ時に初めて「何故XMLで書かれているのか」にきちんとした意味があることが判る点も、職業プログラマー的にはグッと来ました。このアイデアはすごい。

 百合的には、主人公のトァンが、かつて自分の人生に大きな影響を与えた少女ミァハの足跡と思想を追い続けて再び対峙する、という筋書きから百合要素を見出すことが頑張れば可能かと思いました。ラストシーンで「百合展開キター!」と叫べればたぶんホンモノ(何の?)。

この物語に連なる次の作品が読めないことが、本当に残念です。

2010-12-30 22:44 | Permalink | Other Review


サンデー36+37号読んだ記録

銀の匙

 美人のクラスメートのことより実家の母へ送るメールの方が気になるだなんて、まだまだだよなと思いました。

國崎出雲の事情

 杏李は出るマンガさえ間違えなければもうちょっとイイ目を見られる立場にいると思うのですが、よりによって登場したマンガが「國崎出雲の事情」だったのが不幸だったと思います。メイド喫茶のナンバー2とはいえ、相手が出雲じゃなあ(何)。

ハヤテのごとく!

 「大事なのは、お前とつかむ未来だから
 プロポーズ成功おめでとうございます!(感想)

おすもじっ!

 何でここでプレデターが出てくる必要があるのか、不思議でいっぱいです。
 このマンガの凄いところは、わざわざ読者が誰も望んでいないようなな形でオチをつけたがるところにあるのではないかと思えてきました。

絶対可憐チルドレン

 「英語では才能のことを『贈り物』と言う
 「君はなんにでもなれるし、どこにでも行ける

 隊長の台詞がことごとく皆本のソレと被っているところにゾクゾク来ました。
 兵部が抱えている「いつか皆本はチルドレンを裏切る」という信念の根幹はこの辺から来ているのですね。

ムシブギョー

 基本的にはおっぱい回でしたが、主人公の仁兵衛が全くおっぱいの価値を理解していないので、結果的には蜜月が痴女にしか見えないという残念な結末に。いやまあ彼女は基本的に痴女ポジションなので別にいいんですけど(いいのか)。

ポケットモンスターReBurst

 トーナメント編に突入、大人気間違いなし。(神聖モテモテ王国っぽく)
 視界のお姉さん以外のライバルキャラの中におっぱいが大きい女性が存在しないところが、さすが田村先生だなと思いました。あとこのマンガの世界の貨幣単位が「」なのにカルチャーショックを受けましたが、ポケモン世界ってみんなそうなの?

はじめてのあく

 「ありがとう、ジロー
 プロポーズ成功おめでとうございます!(二回目)

プロポーズ大作戦 DVD-BOX
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コミックマーケット80 椎名高志作品関連サークル

※作品名を表記していないものは「絶対可憐チルドレン」の同人誌です。

8/12(金)
  • 東-O46a DAM★DAM (MISTERジパング 信長×日吉 既刊あり)
  • 東-ヘ07a Route21 (バレット本あり?)
  • 東-ペ31a KIOSK (兵部受け、真木×兵部など)
  • 東-ペ31b みりん観光王国 (賢木×皆本中心皆本受け、真木×兵部、可憐GUY’sチル本)
  • 東-ペ32a ひょうぶったー (真木×兵部、葉×兵部)
  • 東-ペ32b A【a:】 (パンドラ中心)
  • 東-ペ33a とまとジャム (パンドラサイド、女性向)
  • 東-ペ33b 月のわ(兵部メイン)
  • 東-ペ34a Pizza(葵?)
  • 東-ペ34b しゅがー☆きゅーぶ(真木×皆本)
  • 東-ペ35a なななちゅ(兵部×皆本、成人向)
  • 東-ペ35b リミッター半壊 (兵部×皆本中心、賢木×皆本など)
  • 東-ペ36a Eulenspiegel (皆本受)
  • 東-ペ36b ksstock (賢木×皆本、小説)
  • 東-ペ37a 第三領域 (賢木×皆本)
  • 東-ペ37b Paraiso (賢木×皆本)
  • 東-ペ38a ファルス (賢木受)
  • 東-ペ38b TEAM MACHINEGUN (絶対可憐チルドレンオンリーイベント告知、賢木中心、オールキャラ)
  • 東-ペ39a Cat panchi (皆本×葵、皆本×薫、皆本×チルドレン)
  • 東-ペ39b Short circuit (賢木×紫穂)
  • 東-ペ40a From.C (賢木×紫穂、小説)
  • 東-ペ40b 風桜花 (皆本×薫中心、賢木×紫穂、小説)
  • 東-ペ41a 遠古庵 (オールキャラギャグ、真木×兵部)
  • 東-ペ41b 風色通り (賢木×紫穂、GS美神 雪之丞×ピート)
8/13(土)

【一週遅れ】サンデー33号感想【(´・ω・`)】

BUYUDEN

 豹馬姉の鍛えあげられた胸筋に対する萌花と武君の反応の違いは、日頃筋肉を鍛えているボクサーと一般人の違いでもあり、おっぱいに対する意識が違う女子と男子の違いでもあります。しかし武君はこの歳なのに「けしからん大胸筋」とか反応するのは、ちょっとおっさん臭いと思います。

 話の方は、自分が将来の目標にしている女子プロボクサーと実際に出会うことで「ボクサーとしてもっとレベルアップしたい」という当然の想いに駆られる萌花と、まだ自分の将来をボクサーに絞れていない武君との差が明らかになって来ました。ボクサーとなることが宿命付けられている生い立ちの萌花はともかく、まだ「普通の少年」の域を出ない小学校六年生の武君には、ちょっと重い選択かも知れませんね。自分が小学校六年生だった頃を思い出すと尚更です。
 でも、ここでちゃんと将来の道を選んでおかないと、そのうち「きっと何者にもなれないお前たちに告げる!」とか言われてしまうボンクラ人生を歩みかねないので難しいところですね。「輪るピングドラム」面白いです(感想ではない)。

史上最強の弟子ケンイチ

 「宙を蹴って飛び蹴りの軌道を変えた!!?
 このマンガのキャラクターに物理法則に従った挙動を期待することは無意味なのは重々承知していますが、この台詞には思わず笑ってしまいました。格闘ゲームのキャラでも、空中で攻撃を出した後で二段ジャンプ等で軌道を変えられるキャラにはなかなかお目にかかれないのではないかと思います。かのダルシムだって、一旦空中でドリルキック出したら着地するまでテレポートとかできないですしね。逆鬼はダルシムを超えた!(まちがい)

BE BLUES!

 龍が優希に押し倒されてと優人ともみくちゃになるシーンでエロスを感じさせないくらい、今回のエピソードは感動的で美しいものでした(その考え方が既におかしい)。
 そしてアンナがツンからデレに移行するだろうとは思っていましたが、そのきっかけが「自分が車椅子から立てないばかりに優希に先をこされて龍に抱きつけなかったから」というのが素敵過ぎます。龍のプレイに感動したからその感動を彼に直接伝えたかったにも関わらず、足が動かないためにそれをすることすらままならなかった彼女は、自分の足で立てるようになって、今度こそ龍に抱きついてやるんだから! という決意に満ち溢れてリハビリを再開。なんと美しいモチベーションでしょう。
 少々心が薄汚れている我々にとってこのマンガに登場する少年少女達は皆あまりに眩しすぎますが、それ故に彼らから目が離せません。今後の彼らの成長に期待したいです。

神のみぞ知るセカイ

 少年誌の限界に挑みながら栞の再攻略を完遂した桂馬でしたが、ついに過労で倒れるの巻。彼の倒れる姿が、心が薄汚れている我々にとっては妙に色っぽく見えるので困りますね(同意を求める仕草をしながら)。

 残る女神保持者候補はちひろと歩美の二人ですが、もしこの二人を再攻略できたとしても、その後この二人が桂馬をガチで取り合うような関係になったら本気で恐ろしいことになるんじゃないかと、今から真剣に危惧しています。桂馬とかのんの噂話を聞いたレベルですら著しい嫉妬心を見せて桂馬に対して極めて攻撃的になったこの二人のことですから、もし本気で桂馬を奪いに来たらと思うと(以下略)。
 勿論、桂馬もそれくらいのリスクを負うことは判っているはずなのですが、それでもかのんや女神を持つ女子達の命を守るために女神探しを続ける彼の精神の高潔さには、本当に敬服させられます。いやマジで。ハクアが彼を助けてあげたいと思う気持ちも理解できるというものですよ。とりあえずハクアも頑張ってるのでまだ死ぬな桂馬。

はじめてのあく

 アニメ版「神知るII」の長瀬先生の興奮も冷めやらない昨今ですが、実質的に第二シーズンに入った「はじめてのあく」にも何か新任の女性教師・清里ユカリが登場。教育熱心だけど酔っ払うと脱いだり抱きついたり女子にキスしたりするという、極めて判りやすい「理想の教師」像をアピールすることに成功しました。個人的には黒ストッキングを標準装備しているのが嬉しいです。
 彼女はクイーンオブダメ人間・エーコの後輩というだけで何か凄い人としてダメそうな予感がしますが、まあこの手の学園マンガにはダメ教師は必須なので、いい感じにダメになっていって欲しいと思います(ダメな感想)。


絶チル感想掲示板変更のお知らせ

 お久しぶりです(更新情報カテゴリでは)。

 既にTwitterでは告知しましたが、サンデーでの週刊連載開始から設置している暖簾の長さが自慢の「絶チル感想掲示板」をリニューアルしました。新しいサイトのURLは、 http://c-www.net/zettai/bbs/ となります。
 新掲示板は旧掲示板と大きく異なるところがあるので(記事にタイトルを書き込めないとか、メールアドレスの入力が必須であるとか)、一度は使い方を確認していただけるとありがたいです。
 新掲示板にシステム的な問題が起こらない限り、旧掲示板は近日中に新規の書き込みを禁止する予定です。

 旧掲示板を停止する直接の理由は、掲示板を置いているサーバ運営会社からCGIの過負荷を指摘されたためですが、掲示板にいわゆる「SPAMコメント」を抑制する機能が弱いためにちょっと気を抜くとすぐにSPAMが書きこまれてしまい、仕事が忙しくなってしまった今では管理に手が回らなくなってしまったのが最大の理由です。
 新掲示板はWordPressをベースにしており、これには標準で強力なSPAM対策プラグインが付属しているので、管理面で相当楽ができるようになると期待してます。

 掲示板そのものは現在割とまったりした雰囲気になってますけど、連載開始から現在に到るまでの感想が蓄積されているという歴史的な意味において価値のある掲示板だと思っていますので、今のところは「絶チル」の連載が終了するまでは継続する予定です。よろしければ今後ともよろしくお付き合いをお願いします。

 これまで書きこんでくださった、そして現在も書きこんでくださっている皆様に感謝。

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サンデー32号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 九人の戦鬼と人の言う!(挨拶)

 そういうノリで登場の、超能部隊のお披露目エピソード。一番グッと来るのはやはり「ザ・ハウンズ」の祖父にあたるであろうイヌガミ上等兵ヤドリギ伍長のコンビであり、一目観て「クール」(髪を後ろでまとめているから)と「やんちゃ」(耳生えてるから)という性格まで把握できてしまうルックスであり、かつ男同士であるというのもあって、我々の心のなかに住むパティが鎌首をもたげる衝動を抑えきれません(鎌首?)。特に、腕と耳しか変身してないのにわざわざ脱いでるイヌガミさんが半端なさそう。色々な意味で。
 まあ、兵部と不二子以外はいずれみんな死んじゃうんだけどね(´・ω・`)。

 物語の方は、不二子がいらないトラブルを起こしたせいで官憲や軍部を巻き込む大騒動になりそうといった感じなんですけど、個人的に今回で印象的だったのは、兵部が不二子を見つめる「瞳」がえらい綺麗というか、言いたいことを言ってやりたいことをやってる不二子に対して純粋な憧れを抱いているように見えるところでした(特に200ページの2コマ目)。グッと来るね!
 こんな純粋な瞳の持ち主が、いずれはこんな濁った目をするようになってしまうかと思うと、今から先を読み進めるのが切なくなって来ます。いったい兵部と不二子に何が起こるのか、ドキドキしながら続きを待ちたい所存です。ああやだやだ戦争は嫌だ。続く。

死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対!
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業務連絡:
 絶対可憐チルドレン感想掲示板は、まもなく新しいURLに移転します。
 その際、CGIもスパム投稿に耐性があるものに変更します。