お久しぶりです(´・ω・`) サンデー9号感想

BE BLUES!

 田中モトユキ先生新連載。「本格サッカー大河ロマンキックオフ!」というキャッチコピーからして、主人公達が子供から大人に成長するまでの過程を描いていく「MAJOR」的な大河路線を志向しているのは明らかです。雑誌から期待されてる感が半端ない感じ。頑張ってほしいですね。

 第一話の感想としては、田中先生の描く男の娘が拝めてたいへんにありがたかったです。双子の女の子の優希を試合に出させるために優希のフリをしている(つもりの)優人君が、恥ずかしそうにスカートを押さえて赤面しながらモジモジしてるところとか、もう最高ですよ! さすが田中モトユキ先生、判っていらっしゃる!(全力で褒めてます)
 「後の埼玉替玉事件として後々まで語り継がれることとなる」とわざわざキャプションが入るところからして、今週のお話は彼らにとってまさに人生の転機となるものだったことを示唆していますが、今回の一件が優人や優希、そして主人公の龍たちのサッカー人生にどう影響していくのかは、これからじっくりと大河ドラマっぽく描かれていくことになるのでしょう。楽しみです。
 まさかこれが優人君の女装癖の目覚めだった…! とか言われたらどうしよう(ないよ)

ムシブギョー

 超増刊版「ムシブギョー」の序盤は、最初はツンツンしていた蟲奉行所のメンバー達が、仁兵衛とのイベントを経ることによって仁兵衛に対する好感度を上げていくという「ラブひな」みたいな展開を経てましたが、週刊版でもその路線を踏襲する模様ですね。
 こういうところからも、このマンガの正統派っぷりを感じさせます。仁兵衛がモテモテになるハーレムマンガとして(間違い)。

神のみぞ知るセカイ

 結の超然とした態度に桂馬がタジタジなエピソード。桂馬は「恋愛」を成就するために与えられた己のジェンダーの役割に徹しようとしているのに対し、そんなジェンダーの壁を乗り越えて桂馬との恋愛を成就しようとしている結の方が圧倒的に情熱的でかつ発言に説得力があるので、桂馬が劣勢に立たされるのも致し方ないと思いました。男の娘マンガを見慣れてる我々からすれば、桂馬が女の子の格好をして結に口説かれてる方がはるかに自然に感じますよね。ますよね(連呼)。
 何にしろ、このままでは桂馬が(女神復活のために結との「恋愛」を成就させるという目的の達成のためには)女装せざるを得なくなるのは必至の有様。どうする桂馬。いやまあ、それはそれで見てみたいのですが。

最後は?ストレート!!

 正統派の実力チームをあの手この手の奇策でかわして攻略して行くという展開は、リアリティを重視する今時の現代少年マンガでは割と珍しいんじゃないかなと思いました。主人公が本格的に野球の才能に目覚めるまでは、こういう面白路線で行きそうですね。ずっと目覚めないような気もするけど。

はじめてのあく

 黒澤さんのスパッツ!(挨拶)

 生徒会長選モードになってからは、黒澤さんが毎回(いろいろな意味で)大活躍していて嬉しいです。そしてジローと黒澤さんは共にキョーコが大好きという共通点があるので、もし今回の戦いにキョーコが巻き込まれでもしたら、更にジロー黒澤コンビは無敵の有様になること必至。
 このマンガにおける世界新秩序は、来栖のような恐怖と陰謀によってではなく、やはりによってなされるべきですよ。愛の対象は勿論キョーコ。結論としてはキョーコ萌え最高。

 でも、生徒会長は黄村がなった方が面白いんじゃないかと思うので、個人的には黄村に投票したいです。

結界師

 裏会を巻き込んで人的にも神的にも多大な犠牲を出した今回の騒動の原因が、結局は一人の女性を巡る兄弟の諍いだったことが明らかになったり、ミチルの存在が全てだったカケルが清々しい表情で「世界を終わらせるまじない」を発動させてしまったりと、これだから自意識が世界の全てであるセカイ系の連中はやっかいなんだよな! 思ってしまうお話でした。
 こんな連中を真正面から相手にしないといけない正守兄さんは、ホントに大変ですね。おつかれさまです(まだ終わってないけど)。

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