サンデー一覧

「特別定価260円」が「定価260円」に変わったことに今更気付いたサンデー50号感想

マギ

 伝説によれば(正確にはWikipediaによれば)「ルフ」とはアラビアンナイトにも登場したロック鳥ことを指し、ロック鳥はいわゆるフェニックス、即ち火の鳥と同一の存在であるとのこと。「ルフとは全ての生命の魂を繋ぐ世界の血潮」というババ様の言葉は、再生を繰り返して永遠の時を生きる「不死鳥」としての火の鳥や、火の鳥が象徴している輪廻転生の概念を連想させます。
 斯様なことをアラジンに伝え、そして一族には生き残るための戦いをしろと命じて、ババ様は微笑みながら大往生。「散り際に微笑まぬ者は生まれ変われぬぞ」という覚悟のススメ理論に従えば、ババ様は再びルフから生まれ変われるに違いありません。
 弓矢で撃たれた直後にババ様が死んじゃった!と思ってた自分が浅はかでした。ババ様格好良すぎます。オレもババ様みたいに死にたい(死ぬの?)。

 あと今回は煌帝国のお姫様こと白瑛も体を張って頑張ってましたが、割と心臓に近いところをズバッと斬られてませんでしたでしょうか。もの凄い痛そうなのですが大丈夫なんでしょうか。彼女もまた「覚悟とは苦痛を回避しようとする生物の本能すらも凌駕する魂の事である!」という覚悟のススメ理論に沿って覚悟をキメているということなのでしょうか。高潔なのはいいけど潔すぎです姫様。
 次回はおそらく戦争がしたくて仕方がないやんちゃな部下と対峙する展開になりそうですが、姫様が死んじゃうと黄牙一族が困っちゃうので、何とかここは生き残って欲しいところです。

結界師

 「俺に悪役になれと?」「もう既に悪役ですよ

 今回から登場した元奥久尼さんの部下・綺砂魚さん登場の巻。正守相手に上記の様な受け答えがさらりと出来る、飄々とした性格がステキな女性です。でもこの人もこの世界の中で長生きすると、いずれは奥久尼さんみたな頭巾の奥から目を光らせる妖怪キャラになってしまうのですよね。時は残酷ですね(決めつけた)。

 物語の方は、ついに正守が総帥の側にいる水月の存在にまでたどり着いたというところまで来ました。水月は裏会の記録の全てを統べるデータベース的な存在でありながら、総帥は彼女の記録を自身の復讐のためだけに使っている――という認識で良いのでしょうか。そして総帥は、何か深遠な理由があって裏会を破壊している訳ではなく、単に自身の夢路への憎悪を晴らすために全てを破壊しようとしているということの様です。目的が単に「破壊」なので、おそらく全ての説得は無意味。敵に回すと一番迷惑なタイプです。
 あと、多分総帥は色々と言い訳を作って水月といちゃいちゃするのも目的だと思います。勝ち気で生意気な少年×引っ込み思案なお姉さんのカップリングは個人的に好きなので、判ります

神のみぞ知るセカイ

 「神知る」名物の痛回。今回はいつにもまして読者をほったらかして好きなことやってる感が濃厚な話でしたが、桂馬程のコアなギャルゲーマーですら、自分がゲームをデザインする立場になると「ギャルゲーで一番大切なのはあくまでギャルだ」という大原則を時として忘れてしまうことは、示唆に富んでいたと言えなくもありません。

 今回のエピソードは、泣かせ系ノベルゲームが全盛になった時代に「あんなのはゲームじゃない」と突っ張ってた当時の自分に読ませてあげたかったです。当時素直にあの手のゲームを受け入れていたら、今頃はきっともっとダメになっていたに違いないです。残念(残念?)。

ハヤテのごとく!

 アテネとのバトル開始以来、もはや違うマンガになったと評判の「ハヤテのごとく!」ですが、「とりあえずフロにでも入るか…」からの強引な入浴シーンへの転換、および伊澄が不自然にエロチックなポーズで英霊の話をしているシーンを読むと、ああやっぱりこのマンガは「ハヤテ」なんだよなあと思い直しました。

はじめてのあく

 正義の人は、ひたすら迷惑な人だけど悪い人ではなかったという話。明らかに変態なキョーコファンクラブの皆さんから「変態」よばわりされたことについては同情します。

 そして正義の人こと草壁ファミリーの構成が「こわしや我聞」の工具楽一家に酷似している点については、多分作者が意図的にやったんだろうなあと思って藤木先生のブログを見たのですが、本当に意図的なものなのか、それとも無意識でマンガ描いていたらいつの間にかこうなっちゃってたのか、イマイチ判断がつかなくなりました。藤木先生のことなのできっと何も考えていないとは思いますが(決めつけた)。

ディフェンスデビル

 クカバラが覗いた少女達のシャワーシーンに、作画担当の梁慶一先生の本気を見ました。このシャワーシーンからは、何というかこう倫理的なヤバさを感じます。少女達の体が明らかに未成熟なのにおっぱいだけ膨らんでるところとか、明らかにヤバい。ディフェンスデビルバヤイ。


扉絵を見てパティは制服で同人ショップに入り浸るのかと心配になったサンデー49+50号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 ドラマ版「なぞの転校生」の本放送を観たことがある皆さん、こんにちは!(年配者向け挨拶)

 先週分は諸般の事情でがんばれなくて間に合わなかったので、今週まとめて感想書きます。
 椎名先生はいつもがんばっていて素敵ですネ!(ファンサイト要素)

・先週分

 まず度を超していちゃつくインパラヘン国王夫妻に度肝を抜かれた先週号。二年連続して何人もの赤ん坊を出産したにも関わらずセラの体型が全く崩れていないのは、流石にマンガだろうと思いました(マンガです)。
 それにしても、いかな育児環境が整っていそうな国王夫妻と言えども、あれだけ赤ん坊が居ると夜泣きの対処とか授乳とかが大変なんじゃないかと、他人の家庭ながらも心配です。劣悪な環境下で子育てに奮戦した結果、母親がヤンデレになってく「ぢごぷり」とはエラい違いだ。

 その辺はともかく、先週掲載分で留意しておくべきなのはやはり「フェザー」の正体の件。結論としては現段階では「まだよく判らない」というところに落ち着きましたが、フェザーが「超度7以上のエスパー」であると提示されたことは重要です。この作品世界において「超度7」は、6より凄いことは確かだけどどれだけ凄いのかは測定できないのでよく判らない、という人知を越えた力であるとされていますが、「超度7以上」ということはチルドレン達の様な超すげえエスパーよりも更に凄い超々すげえエスパーであるということであり、もはや「それは本当に人間なのか?」と疑っていいレベルではないかと思いました。
 マサラみたいな「過去のエスパー達の意識の集合体」みたいな存在がアリなのであれば、これまで登場してこなかったような形で「意志」を持った、より高次な存在が出て来てもおかしくはないのかも知れません。超能力者がアリなんだから、宇宙人や未来人や異世界人がいても不思議じゃないですよねこのマンガ。ウソですが。

 そして、そんな超すげえエスパーから一方的に惚れられてしまう皆本の「エスパーに好かれる」才能も、やはり超すげえです。多分これも超能力の一種。

・今週分

 兵部と不二子は、今からでも遅くないので結婚すればいいのに(感想)。
 それにしても、いくらパンドラが活動し易くなるからと言っても、わざわざ外交官特権を行使できる立場を得てまで「普通の学校に行きたい」という子供達の希望をかなえてあげるだなんて、兵部も随分丸くなったものです。孫の心配をするおじいちゃんみたいな境地?

 薫達のクラスにパンドラメンバーが大挙してやって来るという展開は、「絶チル」小学生編の最終エピソードを彷彿とさせるので「そろそろ中学生編が終わるんじゃないか」みたいな一抹の不安がよぎったりなんかした方もおられるのはないかと思いますが、今週や過去のサプリメントの兵部の台詞から考えても、パンドラメンバーの「転校」はあくまで今後の彼らの遠大な行動への布石と捉えた方が良さそう。今後しばらくは、澪達パンドラメンバーが学校に居座ることで様々な事件が起こるような形で話が進むのではないのでしょうか。
 そして今週の引き方を見る限り、今回のエピソードの焦点はパンドラ対ファントムドーターになりそうな感じ。最終的には「フェザー」をも巻き込む形でドタバタするかも知れませんが、とりあえずは悠理が澪の上履きに画鋲を入れたりとか、そういうベタなネタが出てくることを期待したいです。

 後は比較的どうでもいいことですが、パンドラメンバーの中ではパティがダントツでクラスメートからモテそうだと思いました。男の子向けマンガに偏見なく興味を持ってくれる女子の存在は、この年代のオタク男子にとっては理想そのものですよね。ですよね。
 後はどこまでパティの腐妄想を許容できるのか、クラスのオタク男子達の懐の広さが試されること請け合いです。そんなエピソードが出てくるかどうかは不明ですが(多分ない)。

 澪は黙って「お嬢様」を演じていられればそれなりにモテそうなのですが、黙らないので無理でしょう。とりあえずは小学生編同様、隣の席の東野にちょっかいだしてちさとちゃんに嫉妬される役回りになりそう。
 あと、カガリが女子からモテてるのはちょっと意外。椎名先生のマンガで男性キャラが無条件にモテるだなんて珍しくないですか(偏見)。こちらも、モテるカガリを見てカズラが嫉妬するパターンになるのでしょうか。


今日はサンデー50号の発売日ですがサンデー49号感想

ツール!

 サンデーでは珍しい、自転車ロードレースを題材にしたマンガが連載開始。チャンピオンの「弱虫ペダル」がコアな人気を博し、日本人選手がツール・ド・フランスに出場して完走を果たすなど自転車競技が盛り上がる機運が出て来ている中で、今なら自転車で行ける! と判断したのかも知れません。
 マンガとしては、風を読むことに関しては天賦の才能を持つ主人公ヒイロが自転車の世界でその才能を開花させ、この世界で若き天才として君臨しているゼウスに挑んでいくという、少年マンガとして極めて真っ当な王道路線を辿る作品になりそう。主要な女性キャラが一切出てこない潔さも含め、このまま少年達の成長を清々しい視点で描いて欲しいですね。余計な妄想はこちらが勝手にしますので(何)。

境界のRINNE

 「どうだイ?」のコマの中途半端に萌えキャラっぽい絵は、いったいどなたが描かれたんだろうと思いました(感想?)。

 このマンガでは明るく楽しい怪奇コメディ路線に徹している高橋留美子先生ですが、何かの間違いで「人魚の森」や「笑う標的」といった本気で怖いサイコホラー路線の顔を垣間見せたりしたら、さぞや恐ろしいマンガに早変わりしてしまうのではないか? と、顔のない女学生を見て思ったりしました。あのキャラ怖いです。

神のみぞ知るセカイ

 「現実はボクから、どんどん自由を奪っていく…!!」と桂馬が言ってるコマに出てくるキャラが、みんな魔界や天界出身の非現実的な存在であり、かつ桂馬に対して非現実的の権化である美少女わんさかコメディー的な関係で結ばれているところが妙におかしかったです。ノーラも桂馬におっぱい触られたのでもう仲間です。
 斯様に非現実的な存在達も、二次元こそが現実であり二次元に没頭することが真の自由であると認識している桂馬にとっては全て「現実」。現実が常に我々の前に立ちはだかる壁であることには同意します。

はじめてのあく

 本格的に正義の味方な人が登場。「正義」というのはあくまで正義を叫んでいる側から見た正義に過ぎず、立場が変われば「正義」の定義そのものが変わってしまうことは、現実社会の様々なイデオロギー対立を紐解くまでもなく、すでに「ドラえもん」がマンガの中で述べているのは既に皆さんご存じの通り。今回のエピソードも、またドラえもんの言説の正しさを証明することになりそうです。
 今回登場した草壁ケンは、「悪い人じゃないんだけどただひたすら迷惑」という典型的な正義漢っぷりを堪能させてもらえそうな雰囲気。正義に負けずにがんばれ悪の人。

ディフェンスデビル

 イダマリアはダークマターをその体の中に持っているので、ダークマターを得ることで強靱な悪魔に変身できるクカバラにとってはベストなパートナーとなれる――という理屈で、ことある毎にイダマリアがクカバラから不可抗力的なセクハラをされるのが新展開の肝な様です。素晴らしい

金剛番長

 地球に優しいエコロジーの推進や食料自給率の上昇など、現代日本において絶対的に「正しい」とされていることを推進するキャラを敵として堂々と登場させるセンスがジャイガンスティックなエピソード。このセンスは、「自由・平等・博愛」という名の妖怪を一番最初の敵として登場させた山口貴由先生の「悟空道」を彷彿とさせます(あくまで個人的に)。
 そしてそんな「敵」を打ち砕くのが、科学の英知の象徴であるマシン番長であるところが最高に格好良かったです。なので、マシンお兄ちゃんは月美ちゃんと結婚することを許可します。


クラブサンデー読んだ日記

 お久しぶりです。
 半月以上ぶりに「クラブサンデー」を読むことができました。以下、いつもの通り突っ込みたい心境に駆られた作品をクリップ。

M・S DOLLS
M・S DOLLS

M・S DOLLS – 第7想

菅原健二
(C)Kenji Sugawara /Shogakukan 2009

M・S・Tもいよいよ準決勝!! 相手となる僧&女学生コンビの実力は、果たして…!?

posted with EmbedSunday on 2009-11-08

 相手を罵倒して勝利を得るしかないと思われていたモーソーファイトの世界において、ついに「M・S・Fの神髄は、人の心を動かすことにあり」と真っ当なことを言い出す対戦相手が登場。もっとも、このマンガは「M・S DOLLS」なのでその対戦相手が真っ当ということは全くなく、幼なじみ属性のドールを連れた俗物坊主というキャラだったんですけどね。でも、幼なじみとツンデレ美少女という鉄板属性同士の妄想ファイトは、とても見応えがあって面白かったです。
 そして次回はアオイがドールの八乙女たんとデートする展開に。彼は妄想のその先にあるものを掴むことができるのか。

サムライナンバー11
サムライナンバー11

サムライナンバー11 – 第8陣

野田宏
(C)Hiroshi Noda/Shogakukan 2009

初音を1人で守れる事を証明するため、ヤマトタケルとの一騎打ちが始まる!! 一方、徳川は異例の作戦を!?

posted with EmbedSunday on 2009-11-08

 歴史上の偉人が毎回主人公を狙う(頭のおかしい)敵役として出てくるところが魅力の一つであるこのマンガですが、今回はヤマトタケル道教と、どんどんヒストリカルな存在から離れたキャラが出るようになって来ました。たいへんに面白いです。
 特に道教はこれまでにちょっと見たことないスタイルの破戒僧なので、彼が大暴れするであろう次回が今から楽しみ。

銀塩少年
銀塩少年

銀塩少年 – shot08

後藤隼平
(C)Junpei Gotoh/Shogakukan 2009

未来写真通り、マタタキが新見さんとキス!? だがさらに“現実”は進んで…!?

posted with EmbedSunday on 2009-11-08

 前回いきなりマタタキ君にキスをかますという思いもかけない形で女子力を発揮した新見さんが、今回更にマタタキ君を求めて肉食系に目覚めそうになるものの、当のマタタキ君は相変わらずミライへの純粋な気持ちを失うことなく「ミライが見たがっていた紫色の朝日を撮る」という清々しい行動を貫徹、その清々しさに新見さんもピュアな恋愛マンガの登場人物に相応しい理性を取り戻したのでした、という話(明かな誇張)。
 その一方、ミライはテニス男に一方的に言い寄られて陥落寸前。ピュアなマタタキの気持ちは報われるのか否か。いよいよ物語が佳境に差し掛かってきた感じがします。

超弩級少女4946
超弩級少女4946

超弩級少女4946 – scene#07

東毅
(C)Takeshi Azuma/Shogakukan 2009

マコトの妹・クウミによって“死刑宣告”を受けたまな。果たして本当に“お祓い”されてしまうのか!?

posted with EmbedSunday on 2009-11-08

 主人公のマコトの妹・クウミは明らかに変態(感想)。それも、これまでのこのマンガのノリを根底から覆してしまうレベルの、極めて危険な変態です。普通のマンガなら彼女が主人公の敵役になってもおかしくないレベル。
 彼女の登場およびレギュラー化、そして明示的に「妖怪漫画化」路線に舵を切ったことによって、このマンガはこれまでとは違う新しい局面に差し掛かってきたと言えるでしょう。

 あと作者の東毅先生がマンガを描こうと思ったきっかけは「GS美神 極楽大作戦!!」で、「美神」を模倣してマンガの作り方の基礎を学んでいたということを「まんカレ通信」で仰っていたので、このサイト的には応援しない訳には行きません。頑張って下さいネ!(単純)

魔法のいろは!
魔法のいろは!

魔法のいろは! – magic02

井上和郎
(C)Kazurou Inoue/Shogakukan 2009

女子にモテないことを気にする直樹のため、いろははモテ魔法をかけるが、これがとんでもない引き金に…!!

posted with EmbedSunday on 2009-11-08

 とりあえず「おちんちんランド開園です!」で吹きました。さすが井上先生はサンデー超でもフリーダムだ。先生は、今後どんな非倫理的なネタを使っても編集者にチェックされない治外法権を適応されるべきだと思います。既に適応されている気もしますが。
 あとはナオキ君が憧れの奈々子ちゃんに首筋を舐められているコマは、純粋に使えると思いました(感想)。

とつげき! ラブソルジャーズ!!
とつげき! ラブソルジャーズ!!

とつげき! ラブソルジャーズ!! – ラブソルジャーズ!!』 読切

浦山慎也
(C)Shinya Urayama/Syogakukan 2009

もはや読んでいただくしかない説明不可能のハイテンション脳内戦争コメディー! はるかの恋の行方は!?

posted with EmbedSunday on 2009-11-08

 読み切り。過酷な現実と対峙するため、主人公の行動を脳内にいる「兵士」が命令するという、ながいけん先生の名作「シミュレーションマシーン」をちょっと彷彿とさせるマンガ(例えが古い)。
 最初から最後まで主人公のはるかがハイテンションで突っ走るので終始ノリノリで読み進めることができ、それでいてちゃんと最後ははるかがそれなりに成長している(多分)ところを示すなど締めるところはきちんと締めており、オチも秀逸。個人的に気に入りました。次回作にも期待したいです。


バレットは「いい思い出」どころかトラウマになったんじゃないかと心配なサンデー48号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 「抱き癖が付くので赤ん坊の抱っこのし過ぎはよくない」は昔の育児論で、「親子の愛情を育む意味でも積極的に抱っこして良い」が今のトレンドですよね?(挨拶)

 サプリメントは本編の前触れ的な使われ方をされる時があるので(「ザ・リトル・マイス」とか)、もしかしたらインパラヘン王国のその後やパンドラの真木達の過去話も、いずれ触れられることがあるのかも知れませんね。パンドラメンバーの過去話が読めるのは同人誌でだけだと思っていたので、もしオフィシャルで昔の話が読めるなら嬉しいです。

 本編の方は様々なカップルが出て来ましたが、個人的に一番面白かったのは葵とバレットのカップル。要するに葵がひどいです(褒め言葉)。自分達の前に皆本と薫がいることにバレットより先に気付く直感力、「『葵ちゃん』て呼んでくれたらそれでかまへん」とか可愛らしく言ってたその1ページ後に「上官には『どの』をつけろー!」とバレットに命令する豹変ぶりは、ついに葵にも「光速の女神」の鱗片が現れたのかと思われるに十分な迫力でした。当初は優等生キャラだった葵も、すっかりおかしなキャラに…(褒め言葉)。
 ただまあ、その鱗片が皆本と薫の関係への嫉妬に向いている分には世界は平和なので、皆本には今後も世界の平和のために葵と紫穂の恨みを受けて胃潰瘍になって頂きたいですね(ひどい)。

 そしてその皆本ですが、よりによって(非常に遠回しな表現で自分への好意を伝えている)薫の前で別の女の話をし出してしまうというボンクラっぷりを発揮、せっかく良い雰囲気だったのに逆に薫に対して「皆本はフェザーに惹かれているのではないか」という疑惑を受け付ける結果になってしまいました。
 今の薫は徐々に大人の階段上り気味になってるおませさんなので、この疑惑はちょっと後を引きそうというか、今後の展開に影響を及ぼしかねないなと思いました。こちらも世界の平和のためには何とか誤解を解いて欲しいところなのですが、でも今の皆本だとやっぱりダメかも知れません。色男がボンクラだと本当に始末に負えませんね(ひどい)。

 小鹿主任の谷崎に対するアレは一夜限りの過ちという言い方でいいのでしょうか。


「すイエんサー」は毎週見てますがまだAKB48の顔と名前が一致しません的サンデー48号感想

マギ

 ババ様死亡。ババ様は煌帝国の支配を受け入れて戦争を回避しようとしていましたが、この状況下ではどう考えても「ババ様を殺した矢を放ったのは煌帝国である」以外のストーリーが出てこないので、おそらく帝国と黄牙一族との間で戦争が始まってしまうでしょう。普通に戦えば煌帝国の圧勝なのですが、しかしこのマンガには戦力バランスを破壊する「ダンジョンアイテム」が存在するので、話はいずれアイテムの争奪戦の方向へ向かうのではないのでしょうか。
 あとは、無駄な戦争を回避しようとがんばっているけど、迫力不足で部下が言うことを聞いてくれない煌帝国の姫君の動向も気になります。彼女からは中間管理職の悲哀に似たものを感じます。

 また今回は、「マギ」とは即ち王の選定者であるという事を再認識させるエピソードも挿入されていました。ババ様の語る伝承によれば、一番最初に「マギ」が現れた時は世界中に災いが起こって人々が混乱していた時代だったそうなのですが、現時点でもこの作品の世界はこれから世界の覇権を目指して大きな戦争が起こりそうなことが前回語られていたので、現在の状況は「マギ」に選ばれた者によって国が創られた時代の状態に近いのかも知れません。だからこそ「マギ」たるアラジンがこの世界に降り立った、みたいな。
 即ち、「マギ」現れるところ乱あり。「北斗現れるところ乱あり」みたいでカッコイイですね(まちがい)。

ハヤテのごとく!

 普通のエピソードであれば伊澄が悪霊祓ってオチがついて終わりになるはずなのですが、そうならないということは、即ち何かがおかしくなって来ていることを意味しています。今のこのマンガは、これまでとは明らかに違うマンガになってるということを、改めて認識させられました。これがゲームなら、次のターンにパーティーが全滅してると思います。
 伊澄は今回の一件で上には上がいることが判ったと思うので、もし全滅しないで生きて帰ることができたら、ゴーストスィーパーらしく妙神山で修行してくることをお奨めします(ファンサイト要素)。

神のみぞ知るセカイ

 桂馬が「今日のボクに!現実のドタバタにつきあっているヒマはない!」と言ってる次のコマで、トイレに入ってるハクアが下ろしたパンツを引き上げようとしてるところに出くわすシーンを平気で入れてくるところが、「神知る」の凄いところだと思いました。ハクアはこういうベッタベタなことをやらせると本当に輝くキャラですね。
 ハクアは更に、最後でノーラに地区長の座を奪われるという衝撃の展開により、彼女の唯一の精神的な拠り所であった「地区長なのでアタシは偉い」をも打ち砕かれてしまった格好に。果たして彼女は今後立ち直ることが出来るのか、それともこのままベタネタ要員の駄目な子扱いされるキャラとなってしまうのか。まあ、既にそうなっているような気もしますが。

11/3追記:
「ハクアはこの地区の地区長ではない」という指摘を頂きました。ご指摘ありがとうございます。
また、若木先生のコメントによれば、ハクアはパンツを上げようとしているのではなく、下ろそうとしていたみたいです。こちらも訂正致します。

ディフェンスデビル

 新展開。最初は扉の「主人公…交代!?」のアオリにあやうく騙されそうになりましたが、ラストでクカバラにおっぱいを揉まれるイダマリアの姿を見て、何かもう主人公はイダマリアでいいやとか思いました(感想?)。

アラタカンガタリ

 先週までの深刻さがウソの様なコメディ回というか、読者サービス回。緩急の付け方が極端なのが素直に凄いです。物語の舞台そのものは「千と千尋の神隠し」を彷彿とさせる街が舞台なので、そのうち革が異形の客にゲロ吐かれたりするんじゃないかと思いました(まちがい)。
 風呂場で女の背中を流すお仕事程度で過剰に舞い上がってる革とカナテを見てると、「覚悟のススメ」の隠れた名台詞である「これだから童貞は困る!」を思い出してしまいました。いや別に非童貞だから偉いという訳ではないのは、カンナギ様を見れば判るのですが。

はじめてのあく

 今回もキョーコ乙型回と思わせておいて、実は山下みのり(以下、みのりん)回だったという展開。みのりんは基本的に「神知る」のハクアと同様、素材は良いし決して悪い子じゃないんだけど、ライバルキャラという立場上相対的にドジキャラ扱いされて残念な結果にになるタイプのキャラなので、まあ何というかこのマンガに出ちゃったのが不運です。
 本当にキョーコと同じレベルでライバルキャラになりたかったら、みのりんはジローに惚れるしかないと思いますよ。

金剛番長

 金剛兄こと猛の真の目的が精算主義的というかカタストロフィを起こした後での日本再生にあることを知った晄が、かつて拳を交えた仲間達と共に最後の戦いに挑むために旅立つ! という、最終決戦を前にした静かなエピソードでした。
 それはともかく、「兄貴が…でかく!!?」「そう…でかく!!」って言ってるシーンは何故か知らないけど妙に面白かったです。あと猛のいるビルの「バンカラタワー」というネーミングセンスも侮れません。さすが金剛類はやることが違う。


谷崎主任の肉体って鍛えられていて格好いいはずなのですがサンデー47号絶チル感想

絶対可憐チルドレン

 お久しぶりです。
 諸般の事情で遅くなりましたが、サンデー47号の絶チル感想です。

 今回の「湖のひみつ」エピソードそのものはもう一話だけ続くみたいですが、メインの話は今回で終わり。このエピソードをひと言で要約すると男性陣ちんこ祭りとなることは、もはや論を待たないと思われます。前回の露天風呂でフルチン騒ぎに引き続き、今回は巨大化した谷崎主任の巨大ちんこが登場、そのあまりの神々しさに現役女子大生のナオミちゃんも思わず(以下略)みたいな展開に。
 今回も谷崎主任のちんこは残念ながら「禁」マークでガードされていましたが、DVD収録時には外れているものと思われます。楽しみですね(楽しみなのか)。

 ただ正確には、今回の巨大化谷崎主任はあくまで「ザ・リトル・マイス」の幸生少年が催眠能力で創り出した幻影ということになっているので、あのちんこは本当の谷崎主任のものとは形状その他が異なる可能性が高いのかも知れません。彼が谷崎主任の正確なちんこをイメージできるくらい主任の体を熟知しているのであればそれはそれでなのですが、生粋のシスコンである幸生に限ってそういうことはなさそう(どういうことだ)。なので、今回うっかり谷崎主任のちんこを見ちゃったナオミちゃんと薫は、「あれは本物の谷崎主任ちんこではない」ことを理解して立ち直って欲しいものです。

 にしても、幸生の生粋のシスコンっぷりというか変態っぷりは清々しいです。気に入りました。もっと雪乃に痛めつけられるがいいと思います。彼は物理的に雪乃にいたぶられると快感に変わるみたいなので、今度は放置プレイとかそういう方面で精神的にいたぶったら幸生がどのような反応を示すのか、ぜひ実験して欲しいですね。

 あと、今回の「湖のひみつ」エピソードではティムが色々と活躍していたのが印象に残ります。無論ダメな方にですが。
 今回出て来たチルドレンのデコイを使った変形ギミックは、明らかに変形前と変形後で質量が違っているのが気になるところですが、彼の能力はあくまでオモチャをベースにした催眠能力によって無茶な変形ギミックを見ている人に納得させることを可能にするものであるため、我々読者としても「あれはああいう変形をするものなのだ」と納得するべきものではないかと思い直しました。
 今回は賢木に「最初から合体した状態で呼べよ」と突っ込まれてましたけど、彼の能力を考えると「オモチャのお約束」を踏まないと合体とか変形とかできないと思われるので、これはこれで致し方ないところです。

 そしてティムの体付きの件ですが、バレットや明と比べると体格的には華奢なものの、全裸になっても常に首にチョーカー(首輪)を身に付けていたため、エロさ加減ではこの三人の中ではダントツだったと思います。というか、首輪のおかげでパンツ履いててもエロいッスよね彼。首輪すげえ(感想)。

 そして次回は何か、温泉に引き続いての定番ネタである肝試しエピソードに突入する模様。初音が明を食ったり、小鹿主任が谷崎主任を食ったりする展開はあり得るのか。そして皆本は今回は誰に食われるのか。
 続きは寝て起きてサンデー買って読みたいと思います。


ワシがあと15歳若かったらのう…(「ケンイチ」のふんどしレイチェルを見ながら)サンデー47号感想

結界師

 どんどんクセのあるメンバーが減って行って寂しくなっていく十二人会の姿を、退職者やリストラでどんどん社員が減っていく自分の会社に見立ててしょんぼりしている皆さんこんにちは(対象限定挨拶)。扇一郎と奥久尼という良くも悪くも強烈なキャラが不在になってしまったので、どうも残りのメンバーに小物感が拭えないのは致し方ないところです。夢路さんがいなくなってもあまり幹部会の雰囲気は変わってないっぽいのが可哀想。
 ここで夢路に変わって幹部会筆頭役に立候補したのが、「冥安」を名乗るおっさん。見るからに悪役そうというか、悪役と言えどもちょっと小物っぽい雰囲気が陰謀劇的にいい感じですが、状況が状況なのでそのうち死んじゃいそうなのが可哀想ですね(ひどい)。裏会幹部で最終的に生き残れそうなのは、まず正守と、今回ちょっとだけ姿が出て来て引っ込み思案な性格が己のチャームポイントであることをさりげなくアピールした鬼童院どのだけになりそうが気がします。

 本編の方は、相変わらずの良守の蒼士好き好きっぷりが微笑ましかったのが良かったです。

神のみぞ知るセカイ

 スミレ編終了。今回は通常の攻略に加えてスミレのオヤジさんのフラグも立てなければいけないという制約がありましたが、さすがというか桂馬はその辺を見通しており、スミレとオヤジの間でフラグさえ立てばスミレの心のスキマは埋まるという点に着目し、双方が既に相思相愛状態になっていることを自覚させて問題を解決してしまいました。
 店員モードの桂馬の目が最初から最後まで死んでいたことを除けば、人情系のイイお話だったのではないのでしょうか。

 甘いラーメンというのは実在しているそうなのですが、今回のマンガで出て来たラーメンはそれらとは違ったスィーツ系の甘さっぽいので、それは割と新機軸なのかも知れませんね。味が想像できないけど。

ハヤテのごとく!

 「全部、ナギお嬢様のおかげだよ♥
 昔の女の前で嬉しそうに今の女の自慢をすれば、そりゃ普通はブチ切れますよね(感想)。

 そして伊澄の登場するタイミングが絶妙すぎます。自分がハヤテだったら伊澄に惚れてしまいかねません。

はじめてのあく

 キョーコ乙型が登場してからの「はじめてのあく」の面白さは神懸かっているものがありますが、今回もまたキョーコ乙型が大暴れ。オチで学校が壊れちゃう展開は、少年誌に載ってるコメディーの基本ですよ(「結界師」除く)。キョーコ乙型はジローとは主従関係ということになっていますが、ジローと一緒にキョーコに怒られている姿はどっちかと言うとバカな兄妹といった方がしっくり来ます。
 今回はキョーコの自分探し的な側面もあった訳ですが、結局ジローの躾係が一番しっくり来るという結論に。早くジローと結婚してしまえばいいと思います。

アーティストアクロ

 まさかのクラブサンデー生き決定にビックリ。クラサンでは今週「★★★のスペシャリテ」が最終回を迎えましたが、その枠と入れ替えみたいな形なのでしょうか。本来は無限にスペースがあるWeb連載で「枠」という概念があるのもちょっと変だけど。
 話の方は、アクロがついに最愛の師匠であるヴルーに再会、ついに二人の宿命の戦いの幕が開ける! というところで終了。ヴルーは素直にクラウンに従っているとは思えないそぶりをこれまでも見せていたので、多分アクロがクラウンを倒すために何らかの助力をするのではないかと予想しているのですが、今後どうなるだろう。今後に期待しております。

お坊サンバ

 こちらはまさかの最終回にビックリ。「お坊サンバ」はマンガのセオリーを超えて永遠に続きそうな雰囲気のある変なマンガ(褒め言葉)だったのですが、今週の作者のコメントが「限界でした。有り難うございました。」というせつないものだったことを考えると、やっぱり色々と大変だったんでしょう。
 「お坊サンバ」は、大坊主様がレギュラーになってから劇的に面白くなったという印象です。連載が進むにつれて作品と作者がモリモリ成長した作品という感じ。飯島先生の次回作に期待します。


サンデー46号感想縮小版

マギ

 このマンガは、マギが毎回違う土地へ行って違うお姉さんを攻略していくことが真の目的なのではないか? と思う様になってきました。
 あと、「煌帝国」って書くと何かラーメン屋のチェーン店みたいですよね。ラーメン煌帝国モンゴル支店。

結界師

 ずっと死んでいた良守の目が、蒼士が目覚めた途端に生き返った演出が印象的。ホントに良守は蒼士のことが好きなのな(やや語弊)。

あお高

 神木がついに努力友情勝利の少年漫画的な心情に目覚めてしまいました。性根がねじ曲がったキャラが大好きな私としては彼が真人間になってしまったのには一抹の寂しさを感じますが、これもまた少年マンガの宿命というものですよね。
 ひねくれたライバルキャラというのは、いつかは真っ当な心を取り戻すからこそ、ひねくれていることに価値があるのですよ。今までありがとう。さようなら(バカ)。

ハヤテのごとく!

 出会わなければお互い平穏に暮らせたというのに、どうしても再び出会って死合う定めにある二人。アテネとハヤテのこのエピソードに決着が付いた時、このマンガは全く新しい局面を迎える様な気がしてなりません。

はじめてのあく

 「人の形を模した人ならぬ存在に、果たして魂は宿るのか?」という命題に対して、我々人類は神話の時代における「ピグマリオン」から「電化製品に乾杯!」に至るまで(ファンサイト要素)様々な物語を紡いでその答えを探し求めてきたものでしたが、サンデー46号における「はじめてのあく」のキョーコ乙型のエピソードは、これらの問いの回答が「メイドロボには魂がある。恋もする。当たり前じゃん」であることを自明のものとして描いている点で、何か凄く割り切りがいいなあと思いました。
 何にしても「このモーターの高鳴り、大切にさせてもらいます」は至言。こんなエピソードを読まされたら、世の未婚男性はすべからくキョーコ乙型を嫁にしたいと思わざるを得ません。


祝コミックスがみんな出た記念・クラブサンデー読んだ日記

 お久しぶりです。
 一ヶ月ぶりくらいにクラブサンデー読む時間が取れました。以下、今回気になった作品をクリップ。

魔法のいろは!
魔法のいろは!

魔法のいろは! – magic01

井上和郎
(C)Kazurou Inoue/Shogakukan 2009

女子にモテず、勉強もスポーツもダメな直樹の前に突然、直樹の娘と名乗る魔法少女・いろはが現れて…!!?

posted with EmbedSunday on 2009-10-18

 井上先生が超増刊にて復活。ボンクラ少年の悲惨な未来を変えるため、ドラえもんの代わりに自分の娘がやって来ちゃったよ! という話。「美鳥」「あいこら」と比べると第一話の変態度は(それでも)控えめな印象を受けるが、主役であるいろはの性格破綻っぷりはかなり井上和郎的な意味で将来有望なので、回を追う毎に変態度合いがヒートアップすること必至だと思われる。今後に期待できる作品。

イエロードラゴンがあらわれた!
イエロードラゴンがあらわれた!

イエロードラゴンがあらわれた! – 第3話

田村光久
(C)Mitsuhisa Tamura/Shogakukan 2009

懲りずに新たな竜を召喚しようとするエンジだが…!?

posted with EmbedSunday on 2009-10-18

 「へんたいがあらわれた!」で大爆笑。幼女に仕えるだなんて我々からすれば夢の様な生活なので羨ましいですね(棒読み)。
 このマンガ、確実に回を追う毎に面白くなっていると思う。

銀塩少年
銀塩少年

銀塩少年 – shot07

後藤隼平
(C)Junpei Gotoh/Shogakukan 2009

写真の賞に出す…! そう決意したマタタキは、いざ写真合宿へ!! ところがそこで思わぬ未来写真が現れ!?

posted with EmbedSunday on 2009-10-18

 ヒロインのミライが留守の間に、前から密かにマタタキ君のことが気になっていたクラスメートの新見さんが登場してマタタキ君にアプローチをかけて来る展開。初登場時からガッカリフラレナオンとなることが既に確定している残念なキャラだと思っていたら、今回想定外の女子力を発揮。面白くなって来たよ!
 ところで、マタタキ君の未来を写真に写す能力は要するに「エンディングが見えたー!」みたいなものですよね?(違う)

ポップコーンアバター
ポップコーンアバター

ポップコーンアバター – 第7話

星野倖一郎
(C)Kouichiro Hoshino/Shogakukan 2009

元気印でおなじみ、リサが風邪に! 両親も登場して、蔵人は?

posted with EmbedSunday on 2009-10-18

 「勝ち気な女の子が風邪引いて弱るとカワイイ」の法則が有効活用された幕間エピソード。バトル主体のこのマンガで、リサの生乳が拝めるとは望外の展開でした。神のおっぱい!(ダブルミーニング)
 次回以降の強烈なライバルとなりそうなキャラが最後に登場する一方で、ラブコメ的な展開への伏線も同時に張っているのが印象的。連載が軌道に乗って長期化を睨める様になって来たということなのか。

やおよろっ!
やおよろっ!

やおよろっ! – 62人目!! & 63人目!!

なつみん
(C)Natsumin/shogakukan 2009

季節は秋ですが、蚊ちゃんが登場! クラブサンデーちゃん擬人化計画第1弾も!

posted with EmbedSunday on 2009-10-18

 既にちょっと前のエピソードになってしまいますが、56人目の東京スカイツリーちゃん(天然攻め)×東京タワーちゃん(ツンデレ受け)の百合カップリングが微笑ましかったです。ついに「やおよろっ!」にも本格的に百合の風が。なつみん先生ありがとうございました(何となく)。
 あと蚊ちゃんのフィーチャーのされっぷりが素晴らしい。どんどん蚊としてダメになっていくよ?

姉パニッ
姉パニッ

姉パニッ – 読切

田口ケンジ
(C)Kenji Taguchi/Shogakukan 2009

凶暴姉貴を矯正せよ! 倒錯姉弟コメディー!!

posted with EmbedSunday on 2009-10-18

 「つりらば」でクラブサンデー新人王を受賞した田口ケンジ先生の新作。前作に続いて今回も姉萌えマンガな上、前回の巫女装束に続いて今回は黒タイツとフェチ要素を押さえることも忘れていないところは流石。
 多分どちらも田口先生の業なので、今後もそういう路線で頑張って欲しいなと思いました。