はい、みなさんこんにちはー(ユーチューバーっぽく) サンデー13号感想

だがしかし

 全世界の子供が親から聞きたくないフレーズとしてトップクラスの破壊力を持つ「父さんな、ユーチューバーで食っていこうと思うんだ」という言葉、「だがしかし」のヨウさんが言うと「このオッサンならあり得る…」と思ってしまう説得力があるところが素晴らしいです。こういうのも人徳の一つだと思います。

 あとベビースターラーメンと言えば、自分が幼少期の頃に虫歯の痛みを紛らわせるために布団の中にうずくまってしゃぶるように食ってた思い出があるのですが、何故歯が痛いのにわざわざそんなことをしていたのかは自分でも判りません。
 以上、自分語り終了。

BE BLUES!

 前回に立ったフラグの通り、スタメンには小田さんではなく龍が入り、兄が大好きな弟の浩二くんは友達からいじめられる展開になってしまいました。
 でも個人的には、あれだけ壮大なフラグが立てられても命が無事だった上に普通にベンチに座っていたので安心しました。生きていればいつかいいこともありますよ(ひどい)。

 そして今回の真の見どころは、小田さんの弟の友達連中から「メガネのおばさん」呼ばわりされてキレる窪塚マネージャーで決まりです。
 後ろから「おばさん」って声かけられて振り向いてしまうってことは、彼女には過去にも同じようなことが何度もあったことが伺えます。彼女、「あずまんが大王」のよみと同じく女子大生に間違えられるタイプなんでしょうか。マネージャー業では割と好き勝手やってそうな印象のある彼女ですが、見えないところで色々苦労してるんですねと思いました。

リオンさん、迷惑です。

 ドレッドヘアの悪魔・ディンブラのことを、三雲が出版社の編集者と勘違いして終始ボケ倒すエピソードでしたが、普通の企業の編集者は授業中にいきなり乗り込んでこないんじゃないかとか、そもそも出版業界にドレッドヘアの編集者って存在し得るのかどうかという点から疑問に思わないところからして、三雲の感性もちょっと違っているのではないかと思われます。

 少なくとも、自分が知ってるリアルな編集者の中には今のところドレッドヘアの人は存在していませんが、でも「サルでも描けるまんが教室」とかを読むとヤクザ顔したパンチパーマの編集者とかはゴロゴロいるっぽいので、ディンブラみたいな人もいてもおかしくないのかも知れません。出版業界の闇を見た気分です(まちがい)。

闘獣士

 「こんなか弱い女を一年も待たせるなんて…情けない男たちね
 散々苦労して囚われの身だった幼馴染の金髪ツンデレビキニアーマー美少女を救出した報酬は、如何にもなツンデレ台詞と、そして彼女が流す一筋の涙でした。生粋のツンデレ美少女であるエレインは、自分を救ってくれた意中の男性に対して、こういう時にどんな台詞を言ってどのような態度を取れば良いのかよく判ってます
 自分もこれから更に徳を積んで、来世では幼馴染の少年から命をかけて救出されるツンデレ美少女に生まれ変われるよう努力したいと思いました(感想か)。

BIRDMEN

 現状かなり烏丸達のラスボスに近い立場にいると思われる、EDENの偉い人・ヴィクトルじいさんが登場しました。その立場や思想はともかく、キャラとしては飄々とした態度のお茶目な性格で好感が持てます。
 田辺イエロウ先生の描くおっさんキャラはみんな魅力的ですけど、ついにEDEN側にも素敵なおっさんキャラが登場したことで、個人的にはかなりテンションが上がりました。EDENはその設計思想からして理系で白衣で頭がおかしいおっさんの巣窟に違いないので、これからも素敵なおっさんをわんさか描いて欲しいところです。

 その一方で繰り広げられた鷹山と烏丸の屋上の密会ですが、話している内容の深刻さはともかくとして、この二人の会話を客観的に観察すると、焦る烏丸に対していきなり鷹山が手を繋ぎに来たり、手を握られた烏丸が動揺してワタワタした態度を取ったり、鷹山がそんな烏丸を見て不敵に微笑んで謎めいた事を呟いたりと、この二人の関係性を疑ってしまうに十分な行動をとっていたと思われます。具体的には腐りそうです。
 もしこの様子を全開の地味子Bこと鮫洲さんが覗いていたら、間違いなくこの二人の関係を誤解してしまうこと請け合いですよ。覗いてたらいいなあ(いいのか)。

絶対可憐チルドレン

 今回の話を要約すると、兵部が言うようにエスパーと言えども風邪を引いて熱が出た時は安静にしておとなしく寝てるのが一番ということですよね?(一応確認)

 あと昔の怪我した兵部をかくまったのは、コミックス5巻でグリシャム大佐をかくまったおかっぱ少女と同一人物であると推測されます。兵部が大怪我したのは戦後の話なので、グリシャムをかくまった時よりも体が成長してて服装も洋服になってるところが芸が細かいなと思いました。
 ただ、「かくまってくれるのが趣味」という文言のおかげで、コミックス5巻の感動的なお話も割と台無しになったような気もしますが、細かいことは気にしない方向で行きたいです。


絶対可憐チルドレン(5) (少年サンデーコミックス)

5巻は『ガール・フレンズ』編における薫の「紫穂…ウソだっ! あんなにさわやかに輝く女じゃないはずなのにー! お前は腐っちまったー!」って叫びからは激しい横島魂を感じます

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麩菓子に性的な意味が宿ってしまった記念・サンデー12号感想

だがしかし

 今週の「だがしかし」を読んだ結果、目隠ししたほたるさんの口に麸菓子突っ込みたい願望を抱いてしまったいたいけな読者が、全国に5人くらいは発生したんじゃないかと思いました。
 この系統の願望が成長すると、最終的には目隠しボンテージ鼻フックフェチとかソッチの方に言ってしまう可能性があるので人生辛くなること必至ですが、でも目隠しされて手首も拘束されたほたるさんが嬉しそうにうねうね動く姿は実際カワイイので仕方がないですね。なんて罪作りなマンガなんだ(適当なこと言った)。

トキワ来たれり!

 アリアがあの格好で突然学校に行ったことはともかく、そもそも彼女がパンツ履いてないことに対して、トキワ達や学校の生徒達を含めて、これまで連載の中で誰も突っ込んでいませんよね。めぐるの方は普通にスカートの下にパンツを履いているので、別にこの作品世界では女性の下着という概念が存在しないわけではなさそうです。

 つまりこの作品世界は、美少女キャラのパンツの有無程度は誰も気にしないくらいに大らかなのだと解釈できます。パンツを履いてなくても社会的に全く問題が起こらないこの作品世界は、実に優しさに満ちていると思いました。
 褒めてます(フォロー)。

リオンさん、迷惑です。

 このマンガを読むたび、リオンくらいの年頃の子供が一番面倒見るの大変なんだよねーと保護者の視点になってしまう自分が居たということです。家のお菓子を勝手に食い散らかすとか、自分が子供の頃もよくやりましたよねえ…やんちゃな子供を持った親の心境がよく判りますよね…(遠い目)。

 そしてリオンの隣には住んでいるホンモノの天使一家が登場し、「異種族同士は決して分かり合えない」というこの作品におけるテーゼのようなものも提示されたことで、いよいよこのマンガも本腰が入って来た感じがします。
 「戦争劇場」の天使ちゃん、「EとT。」の桜と、ここのところサンデーの誌面が何か天使めいて来ている気がしますが、もしかしたら何か編集部に宗教的な変化が起こってきているのかも知れません。まさか出版不況の影響がこんなところにまで(また適当なこと言った)。

ヘブンズランナーアキラ

 アキラと小笠原さんの実質的な夜のデート回でしたが、突然の雨に濡れた小笠原さんの可愛らしさよりも、自分と体格が全く違うアキラに自分の着替えを何の疑問も持たずに笑顔で差し出す彼女の大物っぷりの方が印象に残りました。
 アキラのランニングフォームの違和感はすぐに察するのに、自分の服を来たアキラのコスチュームの違和感についてはスルー。陸上界における天才というのはそういうものなのか、と実感させられた次第です。

氷球姫

 この前の試合でのイーラとマリアのバトルが、ちょっとだけですが描かれていたのが嬉しかったです。「待て、イーラ!」って言った時のマリアの表情が、彼女の心境の複雑さを浮き彫りにしていて切なくなります。
 大会が終わった後でこの二人の関係に何らかのフォローが入るという微かな望みを心に持ちつつ、これからも生きていきたいと思いました。

戦争劇場

 くるみの弟の翠君って、ルックスもそんなに悪くない真面目な好青年なはずのに、バレンタインデーにチョコを一個ももらえていないのはあまりに不遇だと思います。もしかして、性格にかなりの難があるのか。ありそう(決めつけ)。
 でも、仮に彼がるりと相思相愛になると連載が終わってしまいそうなので、しばらくはあまりモテない方が読者的にはありがたいんですかね。悩ましいですね(勝手に)。


戦争劇場 1 (少年サンデーコミックス)
土星 フジコ
小学館 (2015-02-18)
売り上げランキング: 427

戦争劇場もついに1巻が発売。編集部自らが「実験作」と呼んでるのが正直で良い

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おっぱいは自由だ! サンデー12号「競女!!!!!!!!」感想

競女!

 パイ・パイル・パイパー!(挨拶)

 パイルバンカーといえば、かつて『装甲騎兵ボトムズ』に登場、「ごっつい杭をすごい威力で射出して装甲を貫通する。使いにくいが当たればすごい」というロマンあふれる男らしい武器として「全男子の憧れ」と称されるに相応しい武器として今も有名ですが、今週の「競女!」ではパイルバンカーを『鋼鉄の乳首をおっぱいごと高速回転させて相手に突き刺す刺突武器』としてアレンジした「パイ・パイル・パイパー」なる技が登場。
 これを見た全ての男子は、色々な意味で震撼したのではないかと思われます。おっぱいをアップで描いたシーンに「ギャルルルル」というドリルめいた攻撃力が高そうな擬音が入るだなんて、めったに拝めるものではありません。

 この前出てきた「乳首一本背負い」もそうでしたが、尻技のみならず「おっぱいを使った斬新な挌闘技」をいくつも考えつく発想力が、ただただ素晴らしいです。おっぱいには色々な意味で無限の可能性が詰まっていることを、改めて感じさせてくれます。これぞセンス・オブ・ワンダーって奴じゃないんでしょうか。
 流石は、かつて「揉み払い師」において本気の乳揉み描写を描き続けて我々を唸らせた空詠大智先生ですね。勿論本気で褒めてます。


揉み払い師(1) (少年サンデーコミックス)

「揉み払い師」は、一度読んだら忘れられない、記憶に残る作品です(上品な表現)

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